孝行糖、孝行糖、孝行糖の本来は、…
「居酒屋」と並ぶ3代目金馬の十八番だそうである。
個人的には、同じ与太噺なら「金明竹」の方が面白かったような気もするが、
何しろ調子が乗りに乗っている。
金馬が鉄道事故で一生涯の負傷をして、見舞い御礼のハガキを出した際、
「この度怪我致しましたのは、こうこうと、こうこうと〜」
と書いたというから、この噺への思い入れは強かったのだろう。
自他ともに認める十八番であったということは、サゲにもよく現れている。
「三軒長屋」は長い噺を飽きもさせずに聴かせ、サゲであっと言わせる展開。
「片棒」は、口鳴り物の面白さはあるが、アクションの見えないCDだと少し物足らないかも知れない。
算盤を持った山車人形が電線をくぐるアクションは是非映像で楽しみたかった。