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三人目の幽霊 (創元推理文庫)
 
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三人目の幽霊 (創元推理文庫) [文庫]

大倉 崇裕
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

落語専門誌の新米編集者・間宮緑は、ベテラン編集長の人並外れた洞察力に舌を巻くことしきり。彼の手にかかると〈落ち〉が見えない様々な事件が信じがたい飛躍を見せて着地する……。一味も二味も違うミステリ連作集。

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

衝撃の辞令を受けて泣く泣く「季刊落語」編集部の一員となった間宮緑は、牧編集長の洞察力に感嘆しきり。風采は上がらず食べ物に執着しない牧だが、長年の経験で培った観察眼に物を言わせ、しばしば名探偵の横顔を見せるのだ。寄席の騒動や緑の友人が発したSOS、山荘の奇天烈も劇的な幕切れはご覧の通り。意表を衝く展開を経て鮮やかに収斂する、妙趣あふれるデビュー連作集。

登録情報

  • 文庫: 344ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2007/06)
  • ISBN-10: 4488470017
  • ISBN-13: 978-4488470012
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ポロロッカ トップ500レビュアー
形式:文庫
落語の世界で起きる『謎』を扱った5作の短編集です.

作品の設定上,落語に関する話題や専門用語やや多めで,
むずかしくはないものの,ピンとこない場面がありました.
ほとんどは説明されていますし,流れからもわかるのですが,
ていねいに描かれているぶん,これはもったいなく感じました.

とはいえ,なじみの薄い世界ながら,独特の風習やかかわる人たち,
特に,師弟関係や一門の間のいざこざなど,その世界ならではの話は,
これまでとは違った目で落語家さんを観られそうでおもしろかったです.

なお,落語の『ネタ』など,ある程度の知識があったほうが,
物語の背景や心情を理解できて,より楽しめることと思います.
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By minami19 VINE™ メンバー
形式:単行本
小説推理新人賞受賞作
日常の謎系、落語との密接な関係をもって、北村薫氏の「円紫師匠とわたし」シリーズになぞらえられることが多い作品ですが、「わたし」の持ち込む、本当の「日常の謎」を落語家である円紫師匠が解き明かす形式と、落語業界内で起こった、落語界ならではな事件を半関係者、半外部者たる編集長が解き明かす形式では謎の構造や必然性のようなものが違ってきています。こちらの方が、より密接に「落語」と関連していますので、業界を知らない人には分かりにくいところもありますが、「季刊落語」の編集員とはいえ、これまで落語には関心も興味も無かった主人公に一から教えることで読者も知識やしきたりを理解していくという押し付けがましくない展開に好感が持ています。日本の古典芸能である「落語」。そんな「落語」を聞きたくなる、知りたくなる度合いはこちらの方が上のような気がします。
このレビューは参考になりましたか?
そこそこ 2011/7/24
By hoge2 トップ1000レビュアー
形式:文庫
落語界を舞台にした短編ミステリー集で、事件の内容や動機に落語界ならではの設定が垣間見えます。
多少なりとも意外性のある解決が用意されているので、寄席に足を運ぶような人なら、それなりに楽しめると思います。
あと、特に落語の筋については補足説明がきちんとされるので、落語の話を知らないと筋が終えないということはありません。とはいえ、舞台設定が特殊なので落語に関心の無い人は、わざわざ読む必要もないかと。
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