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三井財閥とその時代
 
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三井財閥とその時代 [単行本]

堀江 朋子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

江戸期・戦前・戦後の日本の歴史を支え続けた三井の実相。戦国時代末期、近江源氏佐佐木高綱の一統から出た三井氏は伊勢松坂へ流浪し、武家を捨て算盤を持つ決意をした。十七世紀初頭、江戸日本橋に呉服店(三井越後屋)を開いたのを端緒に三井財閥発展の歴史が始まる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

堀江 朋子
1940年9月東京で生まれる。早稲田大学法学部卒業。日本文藝家協会会員。「文芸復興」代表。北上市口内町ふるさと大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 709ページ
  • 出版社: 図書新聞 (2010/12)
  • ISBN-10: 4886114334
  • ISBN-13: 978-4886114334
  • 発売日: 2010/12
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 4.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 602,615位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 昔、商社の三井銀行担当営業員だったので購入した。三井家が越後屋呉服店を
きっかけに財閥へ発展した話しか知らなかった。筆者は歴史を丹念に調べ上げ、
関連する施設へ訪問と取材を重ね、完成までに五年余の年月を費やした。その執
念に魅せられる。
 この本は単に三井家歴史の大作にとどまらず、作家である筆者が自ら見聞きし
た事柄を折り込んだ内容が多く、読者を引き込んで面白い。それらは、日本橋の
歴史、三井の名のいわれ、三井家の女たちの内容に現れる。
歴史に翻弄されながらも政府との葛藤を乗り越えた先人達、それを支えた三井家
へ嫁いだ女性たちの努力によって今日の三井グループ発展が築かれた経緯が見事
に描かれている。
 三井系グループ企業の人はこの本に関心が高いのは当然だが、それ以外の一般
の人々、経営者、サラリーマン、学生、日本の歴史と財閥の関連に興味ある方へ
お薦めの一冊である。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
三井家の歴史に以前から関心があり購入してみたが、筆者が膨大な資料にあたった上で本書をまとめたことが内容から読み取れ、記述も読みやすく、かなり面白かった。
この本は歴史学者が書いた歴史書ではない。
作家が書いた歴史の本であるため、学術書にあるようなとっつきにくさはない。
といって、事実関係をおろそかにしているということは全くなく、出典を明記して、歴史的資料を引用しながら、三井家の歴史を大きなスケールで記述している。
それはまるで一本の大河ドラマを見ているよう。
江戸、明治、大正、昭和と三井という家がどのように起こり、そして今どうなっていったのか。
ゆかりの地や人を訪ねながら、三井家を解き明かしていく。
これほどの大著をまとめあげた著者の苦労は相当だったと思われる。

三井家、三井グループに関心のある人なら、文句なく楽しめる一冊だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
壮大なる三井家、三井財閥の歴史である。三井家の跡を追うことは、即、近代日本の歴史を辿ることでもある。そこに現れる、光と闇。そこをしっかりと見つめて、著者の視点は揺るぎない。著者は丹念に舞台になった場所に足を運び、人に会い、その臨場感を基本に筆を進めていく。従ってよくありがちな無味乾燥の調べ物という印象はまったくなく、ささやかな風景描写にも、著者の生活、人生が刻印されていると感じる。にしても、著者のエネルギーには圧倒されるばかりだ。おそらく書く動機に深いものがあるからに違いない。したがってこの著書は、三井総史であるとともに、上質な文学でもある。何よりも面白い。文章が感覚鋭く、しっかりしているので、安心して読むことができる。全700ページの大部であるが、ほとんど巻を置く能わずという面白さで読んだ。読み終えて、自分がどこか変わった、という感覚をもつことが出来る。良い本を読んだ時の特徴で、近頃希有なことである。とにかくたっぷり堪能した。
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