大塚英志氏原作は殆ど全てを新作で購入しているが、恐らく今迄組んだ山崎峰水氏、森美夏氏 ともぞカヲル氏等々と較べてみると読後の疲労感の質が違う。つまりストーリーの展開が疲れるとかではなく「コマ割」とか「顔の書分け」とか同人誌上がりなのか 細かいこだわりが有るのか?全体を見ると誰が誰やら個人識別さえ不可能なほど画力が無いのだ。読んでいて脱力感+易疲労感が酷い。ストーリーがぶっ飛んでいるから絵で補正しないと読者に伝わらない。細部どころか全体も判らない。余程竹下夢二の事を知っていても このストーリーは判らない。まずこの出来損ない本を読もうとするなら最低でも竹下夢二のブックレットでも先に読んでからでないとスタートに付いていけない。大塚英志氏にしては 何でこんな本を世に出したのか理念を問いたい。大塚英志氏が原案、奥様の白倉由美さんに原作を作って貰って森美夏さんに書かせた良かったのでは?取り敢えず古本で購入するのが良かろうと思う。
蛇足だが竹下夢二の生涯や女性関係 女性の写真等はISBN4-10-601903-5 ¥1400「竹下夢二写真館「女」」をお勧めしておく。原作の誤りも糾せるが無意味なので止めておく。