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万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)
 
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万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫) [文庫]

松岡 圭祐
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

精巧な偽札に翻弄され、ハイパーインフレーションに陥った日本! 凜田莉子はわずかな手がかりを元にたった独りで犯人を追う。莉子は、パーフェクトな偽札の謎を暴き、未曽有の危機から国家を救うことができるのか!

内容(「BOOK」データベースより)

『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽礼が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。だが、まだ万能鑑定士・凛田莉子の鑑定がある!パーフェクトな偽礼の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!?書き下ろし「Qシリーズ」第2弾。

登録情報

  • 文庫: 281ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/4/24)
  • ISBN-10: 4043836430
  • ISBN-13: 978-4043836437
  • 発売日: 2010/4/24
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
1巻の続きです。この2巻で一つの話が解決し完結しますが、2巻から読み始めると
意味がわかりません。

1巻で匂わされたハイパーインフレの謎、コンビニの弁当が数万円、少年ジャンプが六千円
という物価高騰の謎がまず冒頭で明らかにされます。できればオビにでかでかと、あんな風に
書かないでほしかった。読んでから驚きたかったですね。

でもそれはあくまでこの本の発端。そこからは莉子や小笠原の、1巻に引き続きユーモラスで
人間味溢れるコミカルな活躍が始まります。

なんといっても、情報の処理の巧さは特筆に値します。経済の混乱を判りにくくせず、庶民の
目線で描写していく過程で必要な事を漏らさず伝えていくのは大変なものと言わざるをえません。
紙幣をその手で描ける工芸官というキーマンを追う過程、パニックの中を沖縄に向かい、まさか
これでばったり犯人と会っちゃ安易だよなと思わせる読者の気分を逆手にとる展開、莉子の推理
が当たったり外れたりで本人と一緒に一喜一憂してみたり(その主人公らしからぬドジっぽさも
新鮮です)、とにかく起伏にぐいぐい引っ張られっぱなしです。

特に西表島、船浮集落から東京にとんぼ返りする辺りの展開は面白くて、これか?いやだめか、と
人の死んでいないのにハラハラさせられます。

手掛かりはちゃんと物語の中で提示されていて、解決篇としての最終章で会話のなかで少しずつ
事実が浮き彫りになるところの情報処理も、本当に優れてます。莉子は非常に魅力的なヒロインで、
読後も印象に残るキャラです。

たぶん松岡氏の作品としては、これまでで最も純然たるミステリ、推理物としての体裁の整った
作品でしょう。殺人事件がなくてもこんなに面白くできるんだ、というのは「催眠」が初めて
世に出た時と同じ。トリックだけじゃなくロジックもきちんと成立してて読ませます。

千里眼シリ−ズがあまりに奇想天外、荒唐無稽が売りになりすぎて松岡氏から離れていたという読者
に、オススメの作品と思います。千里眼が好きだった人には、贅肉をそぎ落として面白さを残した
作品と受け取られ、やっぱり楽しめると思います(機械のうんちくが延々書いてあるのが好きな人
だけには向かないでしょう)。公式サイトには集大成的作品とありましたが、さにあらず。
まったく新しい挑戦だと感じました。

内容には満足ですけど、
惜しいのはやっぱ、2巻に分ける戦略ですよ角川さん。これはいっぺんに読まないと。1巻だけじゃまだ
事件起きてないじゃないですか。同時発売の単行本はなぜか2巻併せた価格より高いし。
ダヴィンチコード3巻に分けるのもどうかと思いますが、分けるかどうかは内容で決めてくれませんかね。

このクオリティが維持されることを願い、来月の3巻を期待し待ちます。今度は音楽プロデューサーの詐欺師登場!
小室さん?(笑)
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Ryama
形式:文庫
都内の地下鉄の広告を見て知りました。
皆さんの評価を拝見して、試しに購入して読んでみましたが、普段読書をしない私でも、一気に読んでしまいました。
ミステリー的内容が含まれるので、あまり詳細は触れられませんが、主人公(凜田莉子、表紙)が凄く魅力的で、物語を良質なものにしている。
高校卒業までは、担任が心配して家にかけつける程の劣等生であるが、あることをきっかけにして、知性と観察力に優れた鑑定家へと成長していく姿が描かれている。
決して完全で非の打ち所のない人物ではなく、凡人同様の失敗もし、考えることも我々と何ら変わりない。
違うのは、情報を正確に把握し、自分なりに解釈して記憶し、必要なときに引き出すことができるという点である。
(莉子ほどではないにせよ、)そういう人は現実にも沢山いて、話をして楽しいと感じることはよくあるだろう。莉子もその一人である。なので、はやく次の章が読みたいという気持ちに駆られ、いつのまにか読み終えてしまった。
2011年1月現在、7巻まで出版されている。他人に是非進めたい作品である。知識だけではなく、知恵も身につけられる作品である。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
【あらすじ】

精巧な偽札の流出により、ハイパーインフレを起こした日本。
雑誌記者の小笠原も、これまで月八万三千円だった家賃が四十万六千円に跳ね上がると聞き、
目の前が真っ暗になる。世間がどうであれ、給料は従来通りなのだ。

国民は日々の生活を守ることに躍起になり、治安は悪化の一途を辿る。営業している店も
減り、何処も彼処も廃墟のようだ。

一方、万能鑑定士・凜田莉子は、犯人の手掛かりが沖縄にあるのではないかという糸口を見つけ、
沖縄へと向かっていた。

果たして、犯人の手掛かりを見つけることが出来るのか――

【感想】

一巻の続きです。一巻で小出しにされていたハイパーインフレの経緯が、この巻で明らかになります。

専門的なことが多く出てきますが、とても分かりやすく描かれているので、混乱することなく読み
進めることが出来ました。

どんでん返しの連続で、息をつかせる間もない構成は本当に見事だと思います。
また、好みが分かれるかと思いますが、様々な人の目線で描く本書の描写スタイルにより、人物や世界観
に深みが加わって良かったです。

最後も犯人の視点で描かれている為、悲壮感に拍車がかかり思わず涙が出ました。
事件の収拾の付け方がとても良かったです。

一巻と二巻で前編・後編になっていますので、同時購入をお勧めします。
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最近のカスタマーレビュー
風呂敷を広げすぎて急激に畳んだラストは……
面白いんだけど、いろいろとご都合主義過ぎる
以下ネタバレ含む

「犯人」が意外な人物、これはいい... 続きを読む
投稿日: 19日前 投稿者: spring226
偽札というテーマ
偽札によるハイパーインフレで社会が大きく乱れていく。急激な物価高、鑑定士の凛田以外も視点が変わり、物語は進行していく。登場人物の人間としての葛藤、想いも魅力的で次... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ヨシトラ
この構成力には参る
世はハイパーインフレーションに陥った現代日本。政治や経済は崩壊し、国民... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 知求
面白いんですけど・・・
面白いことは面白いんですが、
博識な著者が、なぜかマネタリーベースとマネーサプライ、信用創造の関係を知らないみたいで、... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: アマゾン太郎
パーフェクト 脱帽!!
1巻からの続き・・上下巻のようになっています。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 坂本D男
2巻のふりした下巻です。
筆のエンターテイナー、松岡圭祐の新シリーズ第二弾。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: ひこくろ
失敗するところもいい
偽札の謎が気になって気になって、、、
ページをめくるのももどかしく読み進みました。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 山城 花織 
よかったです
お試しに1巻を購入し、
雨が降る中、走って2巻を買いに行きました。
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投稿日: 13か月前 投稿者: colors
偽札でハイパーインフレを引き起こす
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投稿日: 19か月前 投稿者: ガンホー
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