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万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)
 
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万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫) [文庫]

松岡 圭祐
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

23歳、凛田莉子の事務所の看板に刻まれるのは「万能鑑定士Q」。喜怒哀楽を伴う記憶術で広範囲な知識を有す莉子は、その記憶と照らし合わせて瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る!日本を変える新ヒロイン誕生!!!

内容(「BOOK」データベースより)

東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか?謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凛田莉子、23歳―一瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える!書き下ろしシリーズ第1弾。

登録情報

  • 文庫: 275ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/4/24)
  • ISBN-10: 4043836422
  • ISBN-13: 978-4043836420
  • 発売日: 2010/4/24
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 7,935位 (本のベストセラーを見る)
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33 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この物語は、1と2でひとつの話になってます。3は来月発売とのことですが、
エピソードは2で完結します。

23歳の凜田莉子(凛じゃないですよ。お間違えなきよう)は極めて等身大のヒロインであり、
美人で頭がきれて博識ですが、1ではそうなった背景が現在と同時進行で記されます。

この莉子の生い立ちを記す波照間島での描写が秀逸で、時系列が前後しても軸がぶれず、
読者に判りやすさを与え続ける文章力は大変なものだと思います。「催眠」の頃は
人物の視点が章によって変わるたびに若干のギクシャク感を生じさせていたものですが、
すべてがビジュアライズに浮かんでくる文体は大したものです。

莉子とそれを取り巻く人々は親切でヒューマニズムに溢れ、極めて現実的です。
莉子の成長過程、瀬戸内陸に学んで、まずマイナス面と見なされていた感受性の異常な高さを
歴史の記憶力に繋げ、次いで場所ニューロンを利用した地理の記憶力を獲得、さらに
思考力と観察力、計算力へと学ばせていく教育法はリアリティがあって、莉子とともに
成長していく気分になれます。1ではこの過程がなによりとんでもなく面白いです。

謎を暴いていくホームズ的活躍も楽しく読ませますが、力士シールという少し前に流行った
アイテムを効果的に使うことでリーダビリティを高めています。

週刊角川という架空雑誌の記者、小笠原悠斗が相棒役ですが、NHKなどテレビ局や他の
出版社も実名で登場するので、ジャーナリストの登場人物が版元の人間になるのも必然でしょう。
「フライデー」が刊行されている日、というのも2の結末への実はヒントになってます。

なにより莉子は明るく、天真爛漫で、飾りっけがない。現実に立脚した魅力的なキャラです。
結末と、途中に出てくる不可解な「経済破綻の未来世界」が何を意味するのか、そして力士シール
の真相は、2に譲られます。1の伏線が2で利くので、続けて読むべきです。

分けなくてもいいのに、という人には、1と2が一緒になった単行本も出てます。高いけどね。

驚くべきことに、2まで通じて殺人は一回も起きません。その辺りも「催眠」に回帰してます。

ところで作者が松岡氏だからといって、千里眼の岬美由紀と凜田莉子の無用な比較はやめてほしい。
ジャンルも世界観も違うし(4巻には嵯峨が出るようだが彼は本来「催眠」のキャラである)、
これから成長が描かれる莉子のほうは等身大の魅力であり、美由紀はクラシカルな英雄譚の、
むしろ現実味のない作為っぽさが面白さにつながるキャラである。

読みやすさとテンポ、オーソドックスでストレートな推理物の面白さとキャラの魅力で、
文庫読書でさらりと楽しむのにとても向いていると思います。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 夜桜
形式:文庫
はじめに、
第1巻は完全に助走です。というかスタート地点に立っているだけで、まだ走り出してもない。
購入を検討されている方は第2巻とあわせて購入されることを強く推奨します。

美人で頭の切れる、だけども親しみやすいヒロイン:凜田莉子。
第1巻では彼女の成長にまつわる話が多数書かれてますが、これは凜田莉子というヒロインを身近に感じてもらうためでしょう。
田舎育ちで純粋無垢、ちょっとお馬鹿なのも愛嬌があって何とも可愛い。 
読者はここでほんわか気分を十分に満喫して、現代の万能鑑定士:凜田莉子へと視点を戻すことになります。
抜群に冴えた洞察力、豊富な知識に裏打ちされた推理力。まさにQの名に相応しい名探偵。
この第1巻は、そんな彼女のギャップというか、切れ者の中にも愛嬌というか、ヒロインの魅力を楽しむ一冊であると認識したほうがいいでしょう。

だから、本来ならば彼女の魅力を存分に楽しんだすぐ後に2巻目を読んでほしいのです。そして快刀乱麻を断った時の爽快感を味わってほしいのです。
なぜ2冊に分けたのか未だに不思議です。角川が本書の価値を悪戯に下げているようにしか思えません。
別冊で発売されている1、2巻の内容をセットにした限定版が、本来あるべき形なのだと思います。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
【あらすじ】

中央区、台東区、江東区、墨田区、文京区、千代田区、港区、渋谷区……新宿区と、
じわじわとその勢力を拡大する≪力士シール≫。相撲の力士のような姿が描かれて
いることからそう呼ばれているが、本当に力士を描いたものなのかどうかは、誰も知
らない。貼られる場所はガードレールや電柱などの公共物。

一体、誰が何の目的で貼ったものなのか?

『週刊角川』の雑誌記者である小笠原は、その真相を探る為≪万能鑑定士≫の凛田
莉子に≪力士シール≫の鑑定を依頼する。

そして、≪力士シール≫の謎を追う最中、小笠原と莉子が遭遇する不審な≪抽選会≫
や≪料理教室≫。

それらはすべて、誰もが予想し得なかった惨事へのプロローグだった――

【感想】

一巻は、国を揺るがす大惨事に発展する前が描かれています。随所に伏線が散りばめら
れており、読み進めるほど深まる謎から目が離せません。

時系列がバラバラですが、分かり辛さを感じさせないこの構成力には目を見張ります。

また、人物造形も素晴らしいと思います。例えば、チープグッズの社長である瀬戸内さん
の善人ぶりは得てして非現実的になってしまいますが、幼少の頃からの夢が牧師であると
描くことによって嘘っぽさを打ち消し、とても現実味のあるエピソードにしています。

莉子の生まれ育った波照間島や東京の街並みなど、情景描写も写実的で生々しく、奇異な
事件にも拘わらずとてもリアルに描かれていると思います。

一巻目は、人物紹介や事件のほんの序章に過ぎないのですが、ニ巻を読みたいと思わせる
喚起力があります。次巻も目が離せません!!
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最近のカスタマーレビュー
人が死なないミステリー
莉子の知識が披露されるシーンは雑学的にも面白いです。
作者の博覧強記ぶりが作中からよく伝わってきて、... 続きを読む
投稿日: 15日前 投稿者: レオ
物語の入り方はいい、設定が問題
まず登場するのが記者の小笠原、そして鑑定士の莉子
ミステリーと銘打っているのでこの二人がワトソン・ホームズ役だと思った... 続きを読む
投稿日: 19日前 投稿者: spring226
展開がごちゃごちゃ
本筋の話から過去、未来と頻繁に変わる為…まとめて欲しかった。莉子が鑑定士になる前の話とか、いきなり秩序の崩壊した日本の現状になったり。一巻では幾つか伏線を残したま... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ヨシトラ
非常に
面白い
最近小説にはまっていて、手当たり次第に読んでますが、なんといっても先が気になり一冊読むとまた続きが読みたくなる!これは買いです!
投稿日: 2か月前 投稿者: トトロ
そんなに面白い?
他のレビュー見てると、2巻も読んで評価して欲しいというのがあるけど、
正直1巻でお腹いっぱい。雑学的な知識から犯人を追い詰めるのは... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: shinryakudegeso
上下巻で売ってた方が良かったかも
楽屋落ちみたいな角川書店のエピソードにいきなりしらけ、
過去と現在と未来の入り交じる構成に何か疲れ、... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: しおゆい
どうしようか
凛田莉子のキャラもすごく気に入って、これは良いシリーズを手にしたかなと思っていたのですが、... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ジェダイ
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千里眼からQへ
鑑定という今までと違うジャンルで
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投稿日: 6か月前 投稿者: aqaqaqaq
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