【あらすじ】
映画関連グッズのコレクターを狙った連続放火事件が発生。
燃焼したグッズの残骸の鑑定を依頼された万能鑑定士、凜田莉子は持ち前の鑑定眼を生かして鑑定を行い、犯罪に計画性と連続性を見い出し事件を追う決意をすが、警察は異常犯罪の可能性が高い以上は莉子の提示した方法では動けないと難色を示す。
その為、警察の信頼を得る為に臨床心理士、嵯峨敏也に協力を仰ぐ事になるのだが……
【感想】
当方、作者の過去作である『催眠』シリーズは未読。
なので、本作の面白さは十分に理解できていないかもしれない。
前回の3巻が手堅く纏まった作りだった為、かなり油断して読んでいたが(良い意味で)軽く不意打ちを喰らった。
普段はこの程度の仕込みは気づくとぼやきつつも、今回はうっかり疑うのを忘れてしまった。口惜しや(笑)。
2〜3ヶ月のスパンで、コンスタントにこの水準の小説を書き卸せる作家は非常に貴重だ思います。
小説自体の面白さも勿論ですが、この安定感も人気の秘密だろうなと感じた。