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各家の人間関係を調べると驚くような伏線になっており、タペストリーのように浮き上がる。
エダード・スターク(=ネッド)の妃、タリー家出身のケイトリンと妹リサの関係を見ると、スターク家とアリン家そして「王の手」が…という伏線になっている。
戦闘シーンはスピード感があるが、実は…という感じでニヤリ。
寄宿舎の子供達のシーンなどは甘すぎずハードな仕上がりで良い。
2日で読めたが何度読み返しても面白い。
多分人物の中に自分と似た運命との対峙、前進する少女の姿を見出せる。
それが最大の魅力。海外読者に高い支持を受け、ローカス賞受賞したのも納得。強力にお薦めします。
王国の北方は、訪れる冬と不気味な侵略者の影にさらされるが、中央では王権をめぐる争いが勃発する。まさにシュミレーションゲームのような欲と義の拮抗と、忍び寄る古の恐怖と伝説的な力の復活は、息もつかせぬ展開を見せる。登場人物の視点で描かれていく本書は、望遠鏡で世界を視るようなもどかしさと共感性の下に、展開していく。上下巻とも450頁ニ段組の腕にずっしりとくる分量ではあるが、下巻を読み終えた今まさに「続きが読みたい!」と思わせる物語だ。
ローカス賞は、アメリカのSF情!報誌が設定し、英語で発表された作品が対象となる部門賞で、読者投票によって決定される。評論家が投票するネビュラ賞、世界SF大会(年1回)の参加登録者が投票するヒューゴー賞に対し、実質的な人気のある作品賞といえる。ちなみに、ファンタジーをファンタジイと表記するのは、早川書房流らしい。
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