3年越しで迎えた最終巻であるこの本のあとがきで作者はこう言っています。
「ほとんどの作中人物が作者より頭がいいため、作者の頭が追いつかなくなった」と。
自分の手から物語があふれてしまうと思った時に、無理やり自分の手のうちに閉じ込めることもできたでしょう。でもこの作者はそうせずに、自分の手から物語を解き放ち、新たな世界へと飛び立たせました。結果、作者の手に残り、私たちに下賜されたのは、いまだ終わりきれていない、でも美しく終わることのできた七人の姫の物語でした。
いつか飛び立った物語を再び作者が捕まえ、手の内でさらに大きく育てられる日を夢見つつ、ひとまずは完結したこの物語を愛しみたいと思います。6巻もの間、姫たちとお会いできて幸せでした。作者さんもお疲れ様でした。
いずれ続きが描かれた時には、残る★1つを追加したいと思います。