転校したの小学校で出会った近所同士でもある新しい友達
「どうして仲良くしてはいけないの?」…ただ素朴に浮かんでくる疑問
差別問題という、
理解することも表現することも躊躇われがちな事柄を、
決して正しさを押し付けるのでもなく、
小学生の男の子という目線から少しも曇りなく見つめた作品です。
大人が判らなくなってしまったもの…
判ろうとしなくなってしまったもの…
それを理解させ、気付かせてくれるのは子供なのかもしれない
子供にも子供の事情というのがあって、
それは大人の抱える事情とさほど変わらない…
和也の経験する弱さや葛藤や憤りは、大人が何時の間にか無視して、
自分がそれに巻かれてしまうことを許してきたものと通うものがある
登場する3人の子供たちのように、大切なものを大切に、
おかしいと感じることはおかしいと拒むことを貫けるように
そんな風でありたい…そう思った。
悔しかったり、痛快だったり、恥ずかしくなったり…
誰もが自分を振り返りながら読んでしまう…
すごく教えられました。
やっぱりボクも、あの3人に拍手を贈ってげたい。