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七十歳死亡法案、可決
 
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七十歳死亡法案、可決 [単行本]

垣谷 美雨
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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七十歳死亡法案、可決 + 大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)
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商品の説明

内容紹介

2年後、お義母さんが死んでくれる。
「家族」の本音を、生々しくリアルに描く新・家族小説。

≪家族って一体なんだろう?≫2020年、65歳以上の高齢者が国民の3割を超えた日本。社会保障費は過去最高を更新し続け、国家財政は破綻寸前まで追い詰められていた。そこでついに政府は大きな決断を下す。「日本国籍を有する七十歳以上の国民は誕生日から30日以内に死ななければならない」という七十歳死亡法案を可決したのだ。2年後に法律の施行を控えたある日、ごくありふれた家庭の宝田家にも小さな変化が起こり始めていた。義母の介護から解放されようとしている妻、家のことはすべて妻に任せきりの能天気な夫、超一流大学を卒業しながら就職に失敗し引きこもっている息子、ひび割れかけた家族から逃げ出した娘、寝たきりでわがまま放題の祖母。一番身近で誰よりも分かってほしい家族なのに、どうして誰もこの痛みを分かってくれないんだろう。究極の法律が、浮びあがらせた本当の「家族」とは?大注目の作家が、生々しくリアルに描き出す、新・家族小説。

内容(「BOOK」データベースより)

2020年、高齢者が国民の3割を超え、社会保障費は過去最高を更新。破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法」を強行採決する。2年後に施行を控え、宝田東洋子(55)は「やっと自由になれる」と喜びを感じながらも、自らの人生の残り時間に焦燥感を隠せずにいた。我侭放題の義母(84)の介護に追われた15年間、懸命に家族に尽くしてきた。なのに妻任せの能天気な夫(58)、働かない引きこもりの息子(29)、実家に寄りつかない娘(30)とみな勝手ばかり。「家族なんてろくなもんじゃない」、東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて…。すぐそこに迫る現実を生々しく描く。注目作家、渾身の書き下ろし小説。

登録情報

  • 単行本: 310ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2012/1/27)
  • ISBN-10: 4344021258
  • ISBN-13: 978-4344021259
  • 発売日: 2012/1/27
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By INAVI トップ1000レビュアー
七十歳に達した者は、皇族以外全て安楽死させる。現在七十歳以上の2千万人は施行初年度に安楽死させる。

そんな法案が可決された、いつかの日本を舞台に、七十歳超の寝たきり、でも口も胃袋も元気な姑、家庭に無関心な夫、エリートからニートに堕ちた息子、家を離れ介護の現場にいる娘を持つ50代主婦を主人公に、彼女ら・彼らの葛藤を描いた作品。

年金のアテも見えないのに、保険料だけはやたら取られる若者世代が、法案を支持するといった、現代日本が目を背けるリアルを背景に置くなど、設定自体はシリアス。
しかし、その舞台に立つ者の葛藤は、そこらのドラマや小説で飽きるほど使われた者でしかない。

冒頭から繰り広げられる設定に高まった気持ちは、月並みな展開に萎えるばかり。
本作が、高齢化社会や年金問題をシリアスかつ社会的に問い掛けるものなら、ストーリーは問わない。しかし、本作は、ごくフツーの小説として人の心を描いているのだから、設定上等!だけでは、ツカミ芸だけの漫才師のようなものなので、残念至極。

まぁ、この手の話が好きな人(ラストを「前向きな気持ちになる」と評したのは朝日新聞)には、そこまで期待外れにはならないだろうが、タイトルに惹かれた向き(はい、私です)は、少し立ち読みしてから買った方がいいよと言いたい。朝日新聞編集委員には悪いが、ああいうラストは「ご都合主義」と言うものだと私は思いますよ。(もちろん「ご都合主義」=ダメではないので、そういうのが好きな人を否定する気はありません)
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
七十歳になったら安楽死という法案が可決された近未来
の日本の家庭が舞台。
親の介護や家事につかれた妻、それに関わろうとしない
夫、引きこもりの息子、家に顔を出さない娘・・・とい
う設定。
家族に焦点があたり、展開と結論らしき結末は退屈に感
じたが、極端な状況設定から問題提起できるのは、小説
の強みかと思えた。

因みにこの法案まで極端ではないが、4年前の診療報酬
終末期医療相談料の設定(廃止)、今年の老年医学会の
人工栄養中止のガイドライン議論など、高齢者への医療
についてどこまで医療するのか、どう終末期を迎えるの
かという議論は実際にされている。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By キム
妻と買い物に出かける電車の中で、
私「このままの日本だと、年金も健康保険も無くなるな、どうすればいい?」
妻「60歳まで仕事して、80歳で死ぬしかないんじゃない」
と話をしていて、書店についたら、この本がありました。

答えが本の中にあるかもしれないと思い、すぐに購入を決め、早速読破しました。

この本のなかで書かれていることは、国民全員が真剣に考える事、真剣に考えた結果として行動する事という内容と思います。

真剣に考えるタイミングは、人それぞれで違うと思いますが、個人、家庭、地域、職場で話が出ると思うので、真剣に考えるにはこんな方法もあるんじゃない?と読んでみることをお薦めします。

実社会の日本では、こんな法案が可決されるわけないですから、一つの仮想現実として読んでみるのがいいと思います。
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高齢化社会の到来がわかっていたのに、既得権益者と年齢に比例する投票率が怖くて改革に踏み切れなかった日本。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: クマ
全国の当事者に読んでもらいたい
自分の親たちの現状、そして介護の仕事に関わっている関係で、
非情に興味深く読みました。
目の前でいろんな高齢者を見ていると、... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: とろりんこ
結末は出来過ぎているけれど…とても面白かった!
とても面白くて一気に読んでしまいました。
題名はかなり過激だけど、なんか読後すっきりしました!... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: yuki
70才死亡法案、可決
内容は全く分からなかったのですが題名にひかれて買い求めました。リアルタイムな内容で、読み進んでいくうちにまるで私が小説の中の登場人物になったような錯覚をおこしてし... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 匿名
以外と普通
刺激的な題名がかえって反感をかうかもーー題名だけでドン引き。面白く読みました。始まりは毒がありましたが、終わり方は余りに平凡ーー上手くいき過ぎてーーまあ気持ち良く... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ネット初心者
軽快に読めました
読む前には、題材が老人問題と法律問題なので理屈っぽく陰鬱な感じの小説かなと思っていましたが、実際に読んでみると、そんな心配をする必要もなく、楽しく一気に読めました... 続きを読む
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現代における世代間エゴイズムを映し出す
この小説は「七十歳死亡法案」をきっかけに若者、中年、壮年、老年それぞれの立場のエゴがぶつかっている現在の日本社会における世代間エゴイズムを表したものであると感じま... 続きを読む
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