『七人の武器屋 エクス・ガリバー・エヴォリューション!』です。
第二部聖剣編完結、であり第三部が出ない限りはシリーズ完結です。
この巻としては、シリーズのまとめということもあって若干先の展開が予想した通りになる部分もありますが、それでも随所で思いもよらぬ展開、伏線が登場してきて、怒濤の勢いで楽しませてくれます。
悩めるケンジが辿り着いた境地、○○は、まさに作者が小説を書く上で魂をこめていることを示していると思いました。
シリーズ最終巻として、第五巻とは違って七人全ての決着が描かれています。ちゃんとハッピーエンド。
この巻単体の評価は★5です。
シリーズ全体の総括として。
軽くて読みやすい文体と内容で楽しく読めました。主役が七人もいるのですが、いずれも魅力的なキャラとしてきっちり描かれていました。みんな、最初に集結した時は頼りなさそうでしたが、シリーズの中ですごく成長していて、物語としても面白かった中で伏線もきちんと回収していて、バランス良くまとまった良作だったと思います。イラストも作品の楽しさを良く表現していました。
途中、富士見の方針ブレによる一旦終了とか外伝詐欺っぽい部分とかもありましたが、終わり良ければ全て良しで、最後にきちんと決まったのでシリーズ全体としての評価も★5です。