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84 人中、75人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
世界映画史上に残る傑作がこの値段で買えるなら,
By
レビュー対象商品: 七人の侍(2枚組)<普及版> [DVD] (DVD)
まだこのDVDを持っていない方は絶対に買いです。私は以前8400円のDVDを買いましたが後悔はしていません。それよりも世界中の映画人が教科書と崇めているこの傑作が5000円前後で買えるようになったことで多くの人たちに見てもらえることが単純に嬉しい。邦画のDVDの価格を下げるのは難しいと思うが、2枚組みでこの値段なら通常の新作を2本我慢すれば買えてしまいます。
買って見ていただければその面白さは保証付きです。映画史上最高のアクション映画にして日本映画のベストワン。後半の合戦シーンは大迫力。CGなんか使わなくても人と馬のぶつかり合いと名演出でこれだけ迫力ある映画が作れる。野武士の隠れ家の奇襲、村中の罠を使った戦いから、夜間の戦闘、戦略上わざと無防備にした村の裏手の森の頭数減らし作戦、そして雨の中の最後の決戦まであの手この手で工夫されまったく飽きない。 七人の侍や侍集めのエピソードも秀逸で、七人の侍のキャラクターもリーダー(志村喬)、参謀(稲葉義男)、古参(加東大介)、プロフェッショナル(宮口精二)、エリートではないがその場をなごませる人(千秋実)、新人(木村功)、既成の組織からはずれた型破り(三船敏郎)とそれぞれの役割が必要にして十分という見事な人物像であり、実社会(例えば職場の中)でも誰が志村喬で誰が三船敏郎でと当てはめてみたくなる。しかも侍だけでなく、四人の百姓たちの人物像の描き分けも見事だったし、女性像も積極的な志乃のキャラクターは女性を描くのが上手くない黒澤にしては良いキャラクターだった。テレビの時代劇しか見たことのなかった当時、あの髷(髷が真四角に固まっておらず、両横の髪が異常に低い)も斬新でした。 あまりの面白さに3時間半がアッという間に過ぎてしまいます。私にとって生涯のベストワンはいまだにこの作品です。このような優れたオリジナル脚本を書ける映画人は残念なことに今や皆無になってしまっており、製作費を何十億費やそうとも、スター俳優を集めようとも、こんな映画は二度と出来ないのではないでしょうか。
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
映画の中の映画,
By 魅死魔幽鬼翁 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 七人の侍(2枚組)<普及版> [DVD] (DVD)
日本が世界に誇る金字塔だ。この映画に5★以下の評価は有り得ない。好き嫌いだけで評価するなら別だが。
映画全編に漲る圧倒的な躍動感は、黒澤の全作品の中でも他に類を見ない。戦闘シーンのマルチ・カム、お得意のパン・フォーカス、黒澤=中井コンビの面目躍如と云ったところか。 ラストで、威勢良く音頭を取りながら田植えにいそしむ百姓達、急によそよそしくなる津島恵子(笑)、そして志村喬がぽつりとつぶやく「勝ったのは百姓たちだ、我々ではない・・・」土着の強さを強烈に印象付ける見事なエンディングだ。
27 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
七人の侍それぞれの個性があざやかに描かれているなあ,
By
レビュー対象商品: 七人の侍(2枚組)<普及版> [DVD] (DVD)
疾風迅雷、ダイナミックな画面の強さもさることながら、七人の侍のキャラが立っていて、それぞれの個性があざやかに描かれていたところがよかった。
志村 喬の勘兵衛、三船敏郎の菊千代、木村 功の勝四郎、宮口精二の久蔵、千秋 実の平八、稲葉義男の五郎兵衛、加東大介の七郎次。 勘兵衛が、風を切るように家の中に走り込むシーン。悪酔いした菊千代が、偽の家系図を追って宿場の中を駆け巡るシーン。久蔵が、一騎打ちの決闘で相手を斬るシーン。七郎次が、勘兵衛の良き女房役として繕い物をするシーン。などなど、彼ら七人の侍たちそれぞれのエピソードが、とても魅力的なんですね。 なかでも好きなキャラは、菊千代と久蔵のふたり。無鉄砲でやんちゃな菊千代の「動」と、剣に生きる男・久蔵の「静」。三船敏郎、宮口精二の演技が、実に見ごたえがありました。
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