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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
フィンカイラは心の世界。,
By 紺碧の飛行人 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 七つの魔法の歌 (マーリン 2) (単行本)
きっと本書を手に取る人は、自分をマーリンの姿と重ねながら、自分がフィンカイラを旅しているような気持ちで読むと思います。自分が主人公になれることは、何もマーリンシリーズに限ってのことではありません。ファンタジーの大作と言われるもの全てがそうであり、それらが人を引き付けてはなさない一つの理由であると私は思います。自信過剰になってしまうマーリン。七つの魔法の歌を学ぼうとするマーリン。成長するマーリン。旅の途中で得る大切な友達。 そういった意味で作品の舞台であるフィンカイラは、自分の心の中にある世界なんじゃないでしょうか。マーリンが花琴で世界の闇に光を当てる作業は、自分の心の中の闇を解きほぐしてゆく成長の過程であるような気がします。その過程の中で、様々な誘惑が襲い掛かり、失敗から教訓を得る。本書が伝えようとしていることは、人の人生そのものであるような気さえしてくるのです。 エリクソンが唱えたモラトリアムの世界、フロイトが唱えた無意識の世界、私にはそれらがフィンカイラと重なって仕方がありません。物語に登場する神である、ダグダやリタガウルも重要な役割を担っているのでしょう。 七つの歌を修得する過程が、私には少し足早に思え、もう少し一つ一つの過程をじっくりと語ってほしかったのが心残りですが、一作目に比べ、とても興味深く、面白く読むことが出来ました。 アーサー王の伝説につながる要素も少しずつ登場します。 一読の価値、大いに有りです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
魔法,
By
レビュー対象商品: 七つの魔法の歌 (マーリン 2) (単行本)
何をするにしても、大切なことが書かれている本だと思いました。自分の小ささに気づくと言うことは、とても大切なこと。自分の力うぬぼれてしまうマーリンを見ながら、改めて思いました。 また、自然の美しさがとても鮮明に表現されていて、目に浮かぶようでした。 それから、やっぱり神秘的で美しい魔法や世界が出てくるのが、私にはたまらなくおもしろかったです。 是非、一度読んであなたも魔法に触れてみてください。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
マーリン、心の修行中,
By いっちーご (北海道 函館市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 七つの魔法の歌 (マーリン 2) (単行本)
~のちにアーサー王の師となるマーリンの少年時代を描いた第2作。自分の持った力におごり高ぶったマーリンが大切な仕事をないがしろにしてしまい、何よりも大切な母親の命を危険にさらしてしまいます。七つの歌の意味をを解き明かしながらの旅、いろいろな種族の人や怪物、精霊との出会いはエミリー・ロッダのローワンやデルトラのシリーズの雰囲気が漂ってい~~ます。前作でマーリンを守って死んだハヤブサのトラブルも大切な場面で出て来ますし、森の少女リアの正体も明かされ、また将来のアーサー王との出会いも予言する部分があり、楽しく一気に読みました。~
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