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七つの時計 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
 
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七つの時計 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) [文庫]

アガサ・クリスティー , 深町 眞理子
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

Agatha Christie's classic novel featuring Superintendent Battle and 'Bundle' Brent. Gerry Wade had proved himself to be a champion sleeper; so the other house guests decided to play a practical joke on him. Eight alarm clocks were set to go off, one after the other, starting at 6.30 a.m. But when morning arrived, one clock was missing and the prank had backfired with tragic consequences. For Jimmy Thesiger in particular, the words 'Seven Dials' were to take on a new and chilling significance... --このテキストは、 カセット 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

ロンドン郊外のチムニーズ館に宿泊していた若い外交官が、睡眠薬を飲んで変死した。死体の枕もとには七つの目ざまし時計が…この事件と、謎めいた“セブン・ダイヤルズ・クラブ”の関連は?謎は謎を呼び、推理と冒険が入り乱れ、事件は思わぬ展開を!『チムニーズ館の秘密』に続く、波瀾万丈の冒険ミステリ。

登録情報

  • 文庫: 490ページ
  • 出版社: 早川書房 (2004/2/20)
  • ISBN-10: 4151300740
  • ISBN-13: 978-4151300745
  • 発売日: 2004/2/20
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
秘密結社、新発明の秘密書類、泥棒紳士、ヨーロッパ出身の妖婦…。こう聞くだけで、冒険ミステリー好きな人にはたまらないと思います。
しかし、こうした「お約束」とでもいった設定を用いながら、ありきたりのお話にしていないところが、クリスティーのクリスティーたるゆえんではないでしょうか?

読み進んでいくうちに、明かされていく真実は、私たちの予想をいい意味で裏切るもので、テンポのよさと相まって、一気に読まされます。
正直、クリスティ-ファンの方なら、犯人はすぐにピンと来るでしょうから、犯人の意外性という点では、欠ける所があるかもしれません。しかし、セブン・ダイヤルズ・クラブとその首領であるナンバー7の正体には、本当に驚かされました。

さらにこの作品を楽しく読ませているのは、ユーモアのセンスとでも言うべきものが、底に流れているからでしょう。クリスティーの冒険ミステリーの典型的主人公とも言える生き生きとした女性バンドルと、イヌのように忠実な愛すべきビルとの恋愛も含め、多彩な登場人物が物語を彩り、盛り上がてくれています。

個人的には、愛すべきぐうたら、バンドルの父であるケイタラム卿とバトル警部のファンです。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
チムニーズ館に宿泊していた外交官の一人、ジェリー・ウェイドを驚かせてやろうと、他の宿泊客たちが彼の部屋に八つの目覚まし時計をベッドの下に忍ばせたのだが、翌朝彼は睡眠薬の飲みすぎで死んでいた。そして、八つの時計のうちの一つが庭へ投げ捨てられ、七つの時計がマントルピースの上に並べられていた。
この謎に、チムニーズ館の主人ケイタラム卿の娘、バンドルが立ち向かうが、新たな殺人が発生し、その被害者もまた「セブン・ダイヤルズ」という言葉を残して死んでいった。果たして、謎の組織「セブン・ダイヤルズ・クラブ」と事件との関連は?...というのが本書のあらすじ。

舞台は『チムニーズ館の秘密』と同じチムニーズ館で、前作で脇役キャラだった人物は多く登場するが、前作の主役だったアンソニー・ケイドは登場せず、話の内容にも前作とのつながりはない。さしずめ『新・チムニーズ館の秘密』といったところだろうか。
『チムニーズ館』を読まなくても楽しめる(実際、私は本書の方を先に読んだが特に支障は感じなかった)が、作品の雰囲気をより楽しむためには順番に読んだ方がよいだろう。

『チムニーズ館』はドバタバ劇のような軽いノリが楽しく面白かったが、意外性とか驚愕度という点では今一つだったのに対し、本書の結末には間違いなく驚かされると思う。
作者はある叙述のトリックを仕掛けていて、そのトリックは(本当はトリックではないのだが)バンドルにも仕掛けられているので、読者はバンドルの視点で物語を追っていく限り、彼女と同じ驚愕を感じるに違いないと思う。

『チムニーズ館』同様、本格推理作品ではないので論理的に謎を解くことはできない。流れに任せて一気に読み通すのがよい。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kada
形式:マスマーケット|Amazonが確認した購入
 あまりにも意外な結末だったので、犯人に関する前半の描写について文句を言いたくなるほどでした。
 ストーリーは分かり易いものです。Sir Oswald がChimneysで開いた週末のパーティーでの不審死をめぐって、若者達が事件の真相に迫ります。第二の死に遭遇したBundleはSeven Dials という秘密結社の存在を突き止め、Jimmy、犠牲者の妹Loraineと協力して活躍します。三者三様の冒険に乗り出します。
 愉快な場面もあって、特にLord Caterhamのパーソナリティは楽しさを倍加します。娘Bundleの結婚をめぐっての,Lomaxとの会話では笑い出してしまいました。とぼけて見える若者が実は切れ者だったり、重厚にみえる政治家がドジだったり人間描写が固定していないところが楽しめます。 
 いつもながらBattle 警部の手腕は光ってますね。 
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