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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
良い職人になるには人間性を磨く,
キッズレビュー
レビュー対象商品: 丁稚のすすめ―夢を実現できる、日本伝統の働き方 (単行本)
木工製品で最近著名な秋山木工の社長による、徒弟制度式社員教育の実践と自叙伝。前半は、秋山木工での徒弟制度式社員教育(秋山社長いわく丁稚)の紹介。 秋山木工では、8年間かけて職人を育てるという。 その前半の4年間が丁稚だ。 まず、入社前からすさまじい。 最低1人3時間以上かけの面接、そして親を交えた三者面談。 本人が育った家庭環境まで、採用に大きく影響させる徹底振りだ。 入社後も、大きな声ではっきりと自己紹介できるまで、何度も繰り返しやらせたり、 「職人心得28箇条」を暗唱させたり、日々スケッチブックにレポートを書かせたり、 丁稚というだけあって徹底している。 丁稚の睡眠時間は、毎日平均3-4時間だそうだ。 かなりのスパルタ式社員教育だが、そこはタイトルどおりで想定の範囲内。 しかし、秋山社長の言葉からは、いろいろと考えさせられ得るものが多い。 「やってみろと言われたことは、考えずに、まずはやって見る」 「“がんばる”は禁止(長続きしないから)、代わりに“本気でやれ”」 「後輩を指導することで、教える側も知識を確認し、確実に自分のモノにできる」 「褒めるだけでは、できないことをできるようにすることは難しい」などなど。 結論から言うと、はじめはできなくても、地道に一つ一つをきちんとこなした人が、最後には一番できの良い職人になるようだ。 そして、できのよい職人になるためには、何より人間性を磨かなければいけない、ということ。 後半は、自叙伝的な話になりるが、できればもっと、秋山木工での日常を書いて欲しかった。 特に、丁稚の生の声が少ないのが少し残念。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あなたは”近頃の若者”と真剣に向き合っていますか?,
By 学級委員長 (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 丁稚のすすめ―夢を実現できる、日本伝統の働き方 (単行本)
読後、「私は”近頃の若者”と心の底から真剣に向き合っているかな?」と自問自答してしまいました。 この本の内容を、職人の世界だからできること、この規模だからできること、 一種の宗教だ、などと評する人がいるかもしれない。 しかし、これだけ真剣に、これだけ徹底的に新入社員の人生と向き合うことって、 生半可な覚悟でできることじゃぁない。 最近の新入社員に対して「打たれ弱い」、「すぐ群れる」、「覇気がない」などと 他責にするのは簡単ですが、そんな新入社員の人生の一時期に責任を持って、 そこまでの覚悟をもって人材育成をしているのだろうか?と 自責で考えてみることも必要だろう。 人材の育成において「楽をしようとしているのは自分だったのだ」、 と上司や経営者に気づかせてくれる好著である。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
個性は「型」のあとに。,
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レビュー対象商品: 丁稚のすすめ―夢を実現できる、日本伝統の働き方 (単行本)
芸能の世界には、「守・破・離」ということばがあるが、 これは、日本人の昔ながらの暮らし、生き方、 そのものの継承のされ方だったのではないか、 と改めて思った。 先人の教えを徹底的に「守り」、 そのあとでそれを「破り」、 さいごに「離れて」、 自分らしさを創っていく。 もう日本には、 見られなくなって久しい世界だと 思っていたけれど、 秋山木工にはそれが残っている。 なんともいい話だと思う。
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