タイトル作、美樹(受)の表情に、とにかくごっつい萌えました。
人づきあいは得意ではないのと、真面目で仕事ができるあたりが《しかめっつら》な印象を持たれやすかったりするのでしょうか、実は表情豊かな美樹なのです!
好きになってしまった上司(新)に、叶わぬ恋と諦め、気付かれぬうちに職場を変えるかたちで身を引いたのが5年前。
その後、プロジェクトの都合上仕事で関わることになり、再会して二人は…というストーリー。
読みどころは、自分とは全く違うタイプの新を好きになり、フェードアウトしてなお想い続ける美樹の一途さ。
そして、新も部下としての美樹がどうして職場を変えたのか探りつつ、本音を聞き出そうと、距離を縮めようとする過程のなかで気付いていく、美樹への想いです。
過去を手繰り、二人が向き合っていく時どきで見せてしまう美樹のいろんな表情が、切なかったり、無防備だったりと、とっっても色っぽい!
新といえば、イケメン女たらしなのですが、無遠慮ななかにも思いやりがあり、人に慕われリーダー資質を持っています。
ちょっと着崩したスーツだったり、少しニヒル(死語!?)な感じで口の端で笑ったりと、しっとりした美樹と対照的に男臭いところが魅力です。
二人が結ばれてから後の、新視点の描き下ろし《こんな恋をするなんて》は、もう、どっぷり美樹にハマっている新さんです。
美樹が「どう、甘えればいいかわからない」と告白すると、「俺が育てちゃっていいの!?」と心の内で喜こんじゃったり。この、女性経験豊富であろう35歳男が恋に翻弄されている様子がまた、可愛かったりするんですね。
後ろに、もう1カップルのお話。
こちらもスーツ萌え。所謂シンデレラ・ストーリーですが、受の晴友君が健気に頑張っていて可愛いいし、努力もちゃんとした上での成就だったので良かったです。
お相手の宇堂から、愛するが故のちょっといじわるプレイをされて、恥ずかしくて泣いちゃうところが…可愛くてめっちゃエロかったです!