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全体は3つの章に分かれている。1章は歴史に残る「一行」を39個あげて解説していく。ときには、いまや大安売りになっている「地球にやさしい」などの反面教師的作品も紹介されている。2章は、実際にキャッチコピーを生み出すためのノウハウが書かれている。そして3章では、そのノウハウを使って、「日本」とか「十八歳」とかいった具体的な題材から、キャッチコピーを考えてみるといったものである。
この本をコピーライティングの教科書・参考書として読むということならば、むしろ2章→3章→1章の順番で読まれたほうがいいかもしれない。というのも、本の中でいちばん役に立つのが2章だからだ。2章はページ数は少ないながらも、心に残る「一行」の作り方のエッセンスが詰まっている。ただ単に「ひらめいた!」ということで、キャッチコピーを思いつくのではなく、手順を踏んで建設的にキャッチコピーをつくる方法が書かれている。つまりは「半機械的キャッチコピー作成法」ということだ。
この本に載っている方法で考えれば、「なかなか思いつかない」「どうもパッとしない」などとキャッチコピーづくりを苦にしている方も、レベルの底上げができると思う。
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