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一草一花 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)
 
 

一草一花 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ) [文庫]

川端 康成
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

川端文学の本質を示唆する代表的エッセイ群ノ-ベル文学賞受賞式席上の演説――道元,明恵,良寛,一休などから日本人の自然観・宗教観を探った「美しい日本の私」.ほかに「純粋の声」「末期の眼」等収録

内容(「BOOK」データベースより)

道元、明恵、良寛などから日本人の自然観・宗教観をさぐり、その美意識の根底には哀しみを帯びた東方の虚無思想が存在すると説くノーベル賞受賞記念講演「美しい日本の私」、“末期の眼”にあるとして芸術家の恐ろしい“業”を示唆する「末期の眼」など、川端文学の本質を貫く生死一如の観を清冽に表出するエッセイ群二十六篇。

登録情報

  • 文庫: 386ページ
  • 出版社: 講談社 (1991/3/4)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061961187
  • ISBN-13: 978-4061961180
  • 発売日: 1991/3/4
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
川端の小説は情景描写も淡々としていて無駄なくそして美しく、その底には彼の透徹した感性の眼差しを感じるが、この書物も例外ではない。小説では「考える」とか「感じる」というのをはっきりと文章化することが少ないので、彼がいったいどのように感じ考えているのかわかりにくいことが多いが、この書物の中では彼の感じ方が丁寧に書かれていて手に取るようにわかる。道元や良寛などの詩をひきつつ、自然やものごとをどのようにとらえ感じるかを、ひとつひとつ説明する。日本人であれば一見今までに慣れ親しんだ感じ方だったりして少し退屈かと思いきや、読み進めていくうちにその奥深さに魅入り、川端の描く新たな日本の感性なるものに面食らい、驚嘆する。さまざまな論理的思考が行き詰まりを示している中で、川端の説く日本古来の虚無の思想は、思弁では導けないひとつの確固たる可能性を指し示しているように思えてならない。そのような意味で、やさしい一文一文が奥深く感じ、そして刺激的だ。日本人としても時にはこういった感性を呼び覚ますことが非常に大事なことだと思う。
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一言 2012/1/14
形式:文庫
川端の小説が合わない人でも、雑文風の文章ならとっつきやすいかもしれません。
茂木健一郎さんが、川端のグラスの話のことを書いていました。
川端が好きなひとでもあまり知らないこの文章を、茂木さんが読んでいるとは、と驚いたのを覚えています。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
今まで、川端康成の小説を読んで、どれも好きになれませんでした。
しかし、今回、エッセイや講演を読んでみて、
とても共感できる部分が多く、驚きました。
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