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本書は大きく6部に分かれています。序説では言語学の対象は何であるかを規定することに費やされています。第1編では言語の一般原理について記述がなされ、記号という概念を規定していきます。また言語研究を共時態と通時態に分けます。第2編は共時言語学についてで、どのような問題を扱うのかが議論されています。この部分で言語の統合関係と連合関係とが導入されます。第3編は通時言語学についてです。言語変化の研究に重要な事柄が挙げられ議論がされています。第4編は言語地理学についてです。方言など言語と地理の関係に関する問題が取り上げられています。第5編は通時言語学の展望、古い言語を!再!!構成すること、人類学と言語の関係などについて扱われています。
本書の感想は、実は本書の多くの部分は通時態の問題に費やされていたということです。この本の元になった講義は共時言語学の始まりとして有名ですが、このことはとても以外でした。なお本書には構造言語学の重要な概念が打ち出されており、有名な部分がたくさんあります。読んでいて、「この概念はここから出たのか」と感じることが多々ありました。やはり今でも読まれるべき古典だなあと思いました。
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