本著のサブタイトルは「9割の薬は『飲んではいけない』」である。
世界の巨大製薬企業(メガファーマ)が聞いたら、お頭の天辺から火を噴きそうな題である(笑)。
筆者の岡本先生はメガファーマの事を「手負いのガリバー」と呼ぶ。何故そうなのかは読んでのお楽しみ。
それにしても著者は「9割の」が大層お好きな先生のようである。
と言うのも、先生の別著には、
・『9割の病気は自分で治せる』
・『9割の病気は自分で治せる2 [病院とのつき合い方編]』
・『9割の医者は、がんを誤解している!』
がある。まるで『9割の』シリーズだからだ(笑)。
薬屋に遠慮なく、世の中の権力(学会、マスコミ、政府、WHOなど)さえ言いにくい処も遠慮なくズケズケ言う。
実に素晴らしい。
薬なんかいらない。それよりも、 食べ方、動き方、寝方、ストレスの除り方。
それをこのご本は丁寧に教授してくれる。
こういう先生は、荒木裕先生や釜池豊秋先生と同様、間違いなく製薬メーカーや医師会からは疎んぜられよう。
でも真実を言わずにはいられない。恐らく先生の誠実なお人柄がそうさせるのであろう。
曰く、
・米国では年間10万人以上が薬の副作用が原因で亡くなっている。
・医者に頼らない。自分で自分を守るしかない。
・できる医者ほど薬を使わない。能のない医者ほど薬を沢山出したがる。
・コレステロールは低すぎるのも大問題。癌が起こって来る。
・昼間は体を動かす。夜はしっかり体を休ませる。
・週に2回、朝食と昼食を抜く(間欠的断食の勧め)。
などなど、素晴らしい文言が続く。
「プチ・ゲルソン療法の勧め」(93p)で肉は避けたいとしている処だけは異論もあるが、十分星は5つ進呈出来る。
健康長寿に関心のある皆様にお勧め出来る作品である。