著者の指南役は、草場滋氏を代表とするクリエイター集団。ホイチョイ・プロダクションズのブレーンも務めているが、最近はビジネス書も出している。これもその一冊。
この前、同じ著者による『「考え方」の考え方』を読んだが、共通しているのは、非常に読みやすい文章だっていうこと。内容が薄いというわけではなく、要点を明確に、実例を取り上げながら、分かりやすく説明している。
今回もそう。著者の言わんとするところとしては、オンリーワンを目指すとか、自分の個性を主張する前に、まずは、世の中のスタンダードを学ぶべきということ。学ぶべきスタンダードとは、一言で言えば、「大人のマナー」ということ。それを各界の著名人、一流と呼ばれる人の流儀を紹介している。
「11」のスタンダードとは、定番、笑い、社交、時間、お金、汗、食事、本、尊重、余裕、発想。それぞれについて、それこそ、数えきれないくらいの著名人のエピソードを紹介している。
著者の主張すべてが、自分にピンと来たわけではないが、そういう一流の人のエピソードを読むだけでも楽しい。なにか一つでも自分の成長に役に立つことが学べるように思う。面白い本だった。