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53 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
包囲されるネオコン,
By カスタマー
レビュー対象商品: 一本の鎖―地球の運命を握る者たち (単行本)
広瀬さんの本は、人脈がこんがらがって読めないなあと長年思ってきましたが、今回の本は人名をとことんチェックしていくことで何とか読めました。この本は、アメリカのネオコン派と、ロスチャイルド-モルガン-ロックフェラー閨閥の財界人を比べて、後者の「格の高さ」を述べます。「赤い盾」の著者ならば当然の結論ですが、これが真実をとらえているでしょう。インテリ集団のネオコン派の戦略は、中東民主化=イスラエルの安全保障という視点では、上記閨閥の人々と共通しますが、背景に投資行動という戦略を持っていないために、そこが薄いというか切実さが感じられないのです。そのほか、アメリカ周辺から世界情勢を観ていくと、こんなにもいろいろな事がわかるのかと唸らされる内容。例えば、アメリカから、米軍を駆逐したサウジが戦略的にロシアと資源同盟を結んだ2003年秋の出来事の意義深さ、最近、ベヌヌという元イスラエル工作員が釈放されたことで、世界で注目を浴びた(日本では浴びなかった)イスラエルの核武装問題、ロシアに巣くう、ロスチャイルド人脈としての、「オリガルヒ」などなど、アメリカ初のメディアだけを眺めていたのではわからない世界情勢の蠢動が大づかみでわかる一冊です。ありがたいのが、広瀬作品にして始めて「人名索引」が付いているということ。これまでの系図に当てはめての索引は使いにくかった!!陰謀論と読まず、これを人脈ネットワークとして読めばいいのです。
65 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ジャーナリズムと情報産業,
By 沈思黙考 (兵庫県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 一本の鎖―地球の運命を握る者たち (単行本)
官庁発表や企業広告が大勢を占め、調査報道が駆逐されつつある現代の新聞は、ジャーナリズム気取りの情報産業にすぎない。警察の裏金作りを「犯罪」と呼ばず、「不祥事」で片付ける方針は、新聞社の誰が決定するのだろうか? 官房機密費・外交機密費を着服し、私事に流用してきたキャリア官僚の実態を追及させないのは、新聞社の誰なのだろうか? 救出費用を請求すると脅し、イラクで人質になった方々の自由な発言を封じようとする為政者を、ファシストと諌めることすらできない新聞の現状である。 親イスラエル・メディアによるハワード・ディーン(民主党大統領候補)やコリン・パウエル国務長官に対する豹変工作・・・ 未曾有の財政赤字の埋め合わせとして、2007年、民営化が予定される日本の郵貯(230兆円)・簡保(194兆円)が見込まれている。 圧巻は、ロシアが誇る莫大な天然資源を欧米金融マフィアに献上するオリガーク(寡占的支配者)とプーチン大統領との対決である。 予期される欧米金融マフィアの反抗に対し、十字軍を追放したサウジアラビアと提携したプーチンのしたたかなエネルギー外交など、 金正日の後ろ盾、中国の反発の大きさをみれば、北朝鮮に拉致された日本人を本気で救出する気などないのだと消沈させられてしまった・・・ 人間のものはすべて、ひたすら人間を起源とすると確信したシーシュポス・・・ 世界平和にとって大量破壊兵器とは、ブッシュ(アメリカ)とシャロン(イスラエル)であるとの筆者の意見に深く首肯した次第である。
41 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
地球を覆う腐食の連鎖の鎖=リングが一本の鎖に連なる時,
レビュー対象商品: 一本の鎖―地球の運命を握る者たち (単行本)
広瀬隆氏の待望の最新刊である、広瀬隆氏の著書を読んだ事がない方には是非氏の名著「赤い盾」を読んでから本書を読破される事をお奨めしたい、そして是非若い世代ティーンエイジャーたちに読んでもらいたい、学校で学ぶ歴史よりも知的好奇心をそそる読み応え満載の現代史書です、本書を読む事で現代の種種雑多で奇奇怪怪の日々のニュース報道の疑問や疑念が氷解するだろう、TVメディアのニュース報道が真実を伝えてるとは限らない、ニュースは事実を伝えるのみ、その裏の背景や関連事象まで掘り下げない、本書を読めばジャーナリズムの真髄とは何たるかを学べるだろう、本書を読めば現代世界の真の姿が見えてくるだろう、全世界必読の広瀬隆氏の傑作です
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