ひとつの見開きで一体の仏像を扱っており、左ページにイラスト、右ページで解説するというスタイル。
イラストは線画(CGのドロータイプ。シンプルで好き嫌いはないが魅力的でもない)、解説は歴史や由来、像の造型などに関する記述が中心で、とても客観的である。
著者の感動や意見などはまったくなく、すっきりした(すっきりしすぎかも)構成。広く浅く仏像を見たい場合はいいかもしれない。
しかし、一体一体に対して思い入れがある人にはもの足りないだろう……。
地図やアクセスガイドが記載されているが、掲載寺院が近畿圏と関東(とくに神奈川)に集中しているので、そのどちらかにお住まいの人には便利。
一方、中四国や北海道の寺院は皆無であり、九州も福岡のみの扱いである。