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一年有半・続一年有半 (岩波文庫)
 
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一年有半・続一年有半 (岩波文庫) [文庫]

中江 兆民 , 井田 進也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

身辺の記事から同時代の人物,政治,文学,芸能を思うままに論じた卓抜な社会批評『一年有半』と,「余は断じて無仏,無神,無精魂,即ち単純なる物質的学説を主張する」――諸哲学・宗教への激烈な批判を通して展開する兆民思想の総決算の書『続一年有半』.喉頭癌のため余命一年半の通告を受けた自由民権運動の指導者兆民の遺著.

登録情報

  • 文庫: 335ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (1995/4/17)
  • ISBN-10: 4003311035
  • ISBN-13: 978-4003311035
  • 発売日: 1995/4/17
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 109,189位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
喉頭がんにより、余命一年半と「死刑の宣告」を受けた中江兆民の遺言と目される内容である。一年半を「余は極めて悠久なり」と考えるほど余裕があるゆえ、その文章に悲壮感は感じない。「一年有半」では、日々思うままのことが綴られている。

注目は「続一年有半」に記述された中江流哲学だと思われる。「わが日本古より今にいたるまで哲学なし」と考えたゆえ、自身を本格的に哲学を論じた日本人第一号と捉えていただろう。その内容はとっつきにくいものでもなく、すっきりしていながら毒舌でもあり、実におもしろい。「精神や霊魂は不滅で、身体は朽ち果てる」といった欧州流哲学を「ねごとを発するとは何たることぞ」と切り捨てる。なぜ「無仏」「無神」「無精魂」という発想になったかは、直接本文を読んでほしいが、欧州思想だけでなく科学にも精通した中江兆民だからこそ書けたという気もする。

また、中江兆民に師事した幸徳秋水の文章も見受けられ、師への尊敬の念と情が感じられる短いながらも実に読ませる内容である。
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9 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
爽快な無神論 2004/2/10
形式:文庫
 切れのある文体と巧みな比喩に軽妙なユーモアを交えて無神論を展開する「続一年有半」が抜群。飯田史彦氏の著作(「生きがいの創造」)などを読んで、そのあまりの能天気なヒューマニストぶりに腹の立った方は、この「続一年有半」を読めば、スカッとすること間違いなし。
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10 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
兆民が自身の身辺や、当時の政治について結構踏み込んで書いているので、当時の事情に詳しい人なら楽しめるのではないかと思います。私は詳しくないのでよくわかりませんでした。
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