なぜ、時間が進むのを速く感じるようになるのか?
物理学博士にして作家の著者が、初心者向けに解説しています。
本書では、時間を「後から振り返った際の時間全体」と捉えます。
まず、空間は目に見えるけど、時間は目に見えないことを確認し、
時間感覚は記憶や意識に関係することの説明があります。
その後、実感として納得しやすい法則である、「人生の長さで1年
を割ったものが、1年の体感時間」(年齢と体感時間が反比例)
を説明し、その原因となる仮説を立案しています。
仮説立案以外の寄り道が長いのが難点ですが、その分楽しく読める
本になってます。なお、仮説は以下のとおり。
・加齢で作業効率が落ちて達成率が下がるから
・ルーチン作業で「記憶に残る時間」が少ないから
記憶や意識に残る時間と体感時間が比例する、といったところか?
なお、同時期に発売された以下の書籍とは、著者経歴・読者対象
が対極で面白いです。コラボでなく偶然のようですし。
一川誠;『
大人の時間はなぜ短いのか (集英社新書 460G) (集英社新書)』