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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
動物を愛するすべての人に読んでほしい癒しのミステリー,
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レビュー対象商品: 一年でいちばん暗い夕暮れに (ハヤカワ文庫 NV ク 6-9) (ハヤカワ文庫NV) (文庫)
犬への深い愛を示す人は、きっと犬からも深く愛されるのでしょう。これは1匹のゴールデン・レトリーバーによる奇跡の物語です。ドッグ・レスキューとして犬を救護するエイミーは心に傷を負っており、そのエイミーを愛するブライアンにも悩みがありました。また、二人のあずかり知らないところで、邪な企みが進行していきます。一体これから先彼らはどのように関わっていくのか、何もかも見通しているような不思議な目を持つレトリーバーは二人の魂を救えるのか、ドキドキしながらもページをめくる手が止まりませんでした。 この作品では、クーンツの新たな一面を見たような気がします。「解説」によると、クーンツはレトリーバーを家族の一員としていたことがあり、まさにその死に立ち合った年に書かれたのが本書だとのこと。犬への慈愛に満ちた眼差しと熱き思いを伝える言葉が溢れんばかりです。 私は猫派ですが、動物を愛するすべての人に読んでほしい、癒しのミステリーです。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
静かな感動,
レビュー対象商品: 一年でいちばん暗い夕暮れに (ハヤカワ文庫 NV ク 6-9) (ハヤカワ文庫NV) (文庫)
愛犬がおられる方は特に楽しめる作品かもしれません。「ウォッチャーズ」がスーパーワンちゃんが登場するどきどきハラハラのエンターテイメント小説であるのに対し、本作はほのぼのとした静かな感動あふれる物語です。派手な展開はそれほどありません。登場するワンちゃんは、ウォッチャーズと同じくゴールデン・レトリーバーです。不思議な能力を秘めており話の中で重要な役割を示すのですが、それに焦点があてられたというよりは、犬と人とのかかわりやつながりについて深く掘り下げて綴ったクーンツの思いや願いがこめられた作品といえるでしょう。そういう意味で、エンターテイメント色の強いこれまでの作品とは違った印象を受けます。この作品実は、2007年クーンツの愛犬(もちろんゴールデン)が亡くなった年に書かれたようです。作家の瀬名秀明は、このころからクーンツの作風は変化したと言っています。愛犬を亡くした悲しみや愛情が込められた作品であるというのは読んだ後に知ったのですが、読んでいる途中、亡くなった自分の愛犬のことを思いだし涙すること度々。このエピソードを知って、なるほどと思ったわけです。 全体のストーリーは忘れるかもしれませんが、ハッとさせられた忘れがたい表現がいくつかありました。その部分だけでも何度も読み返し感動しました。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
ウォッチャーズを期待するな!,
By 足の先っちょが白い犬 (埼玉県和光市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 一年でいちばん暗い夕暮れに (ハヤカワ文庫 NV ク 6-9) (ハヤカワ文庫NV) (文庫)
ウォッチャーズを期待して読んだら裏切られるでしょう。あの作品のような完璧さはなく、ラストが破綻しています。 ラストに向かっていくまでの、人物の作りこみや背景の描き方はすばらしいだけに、ラストのご都合主義的な破綻は落差があり過ぎます。 伏線を張ってはいますが、ウォッチャーズのようなSF仕立てであれば、その世界に入って納得もできるでしょうが、とてもとても・・・
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