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独特のテイストを持った作品で、ニヤリとさせられながらも実は結構感動
出来たりもする。
トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンは「自分の夢をどうしても覚えていられない僕にとって、ユアグローの小説は格好の代用品である」
とコメントしている。
毎日毎晩見る夢(本人の自覚にかかわらず夢は誰でも見る)をひとつひとつ憶えておける人はともかく、毎朝目を開けた途端にそれこそ手ですくった水が流れ落ちるように記憶から抜け落ちてしまい、それがとても残念だと思っている人にとって、この本はまさに”夢”のカタログではないだろうか。1~2ページという短さで次々に展開していく話はめくるめく不条理の世界。だから読む前には一切の常識を頭の中から排除するように心がけたいが、読み進むうちにそんながちがちの頭もすっかり骨抜きにされることうけあいである。ただし、最初の何編かを読んでどうしても受け付けないと思ったら、そこで読むのは諦めた方がいい。悪夢にとりつかれるようでは元も子もない。
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