おちさんは児童書の作者という認識がありましたが、本業はジャーナリスト。
介護には”はじめて”とか”ベテラン”とかはありません。
人それぞれの人生の幕引きがありますから。
本書は、おちさんがご両親を通い介護で看取った経験がベースとなっています。
まだ介護保険もケータイもない時代、といっても大筋は変わっていないのです。
家族が入院したとき、本書の病院や施設とのつきあい方は本当に参考になりました。
介護保険も医療も法律は年々変わりますから、その辺りの情報収集は必要ですが、
知っておいて損はない対処方法が数多くありました。
口べたな自分でも病院との交渉がうまくなったと思います。
そして出色なのが「リビングウィル(尊厳死の要望書)」の書き方。
自分も今すぐ書こうと思います。
介護する側、される側、両方の立場で物事を考えさせてくれる本です。
シングル介護の方にもオススメです。