本書の構成などは上巻と同じですのでそちらのレビューをご覧ください。下巻では青菜などの野菜、しいたけなどの茸、いちじくなどの果実計41になまふ、豆腐、ゆば、うずら、鴨、牛、豚、鶏、卵を加えた50素材について和の料理を紹介しています。野菜なんておひたし、和え物、煮物、精進揚げ程度でわざわざとお思いになるかもしれませんが、筍料理、なすの田楽などはそれだけで主役たりうるものですし、魚介類とあわせたかぶら蒸し、鯛かぶら、堀川ごぼうの射込み、ぶり大根、にしん茄子、ゆりね饅頭、蓮根饅頭、松茸の土瓶蒸しはこちらにのっています。肉類はなかなか和になじませにくいですが、鶉の丸、鴨ロースなど(合)鴨の料理は有名ですし、茶碗蒸し、だし巻きなど卵料理も種類が多いです。上巻とともに備えて有用だと思います。