『ヴォルハドの剣―レグナノルティア全史』です。
『数千年の歴史を誇るヴォルハング神聖帝国に、その基盤を揺るがすような異変が起きる。前皇帝の魂を受け継ぐ帝国の後継者がふたりも見つかったのだ。帝国は神の真意をはかり知ることもできずに兄と妹、ふたりの皇帝を抱くこととなる。15年後、兵士を志願したテルジオは理由もわからぬまま、妹皇帝を護る親衛隊「皇帝の盾」に抜擢された。彼の目に映る妹皇帝フィオアナは、神から授けられた剣技と身のこなしにより、比類する者のない戦士でありながら、あまりに幼い少女だった。そして、テルジオは彼女を取り巻く、兄皇帝サイオスの陰謀に気づく。しかし、フィオアナは自分の身に迫る危機に気づこうともしない。テルジオは皇帝を護る「皇帝の盾」として、地神との戦いに赴くこととなる。』というあらすじが、いかにもな異世界ファンタジーということで読みました。
あらすじからすると設定が複雑そうにも感じますが、本文は読みやすく、すっと頭に入ってきました。が、あまりにすんなり過ぎて、読み終わってから残るものが無かったのも事実です。
読んでいる最中は、設定やキャラやストーリーなどに特にストレスを感じることは無く、楽しむことはできました。壮大な物語ではあるけど、一冊できちんと終了させています。
それより印象的だったのはことぶきつかさのイラストでしょうか。女神とか、乳首まで描いていて、インパクトがありました。★4