登録情報
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| 1. ヴォイス |
| 2. フラッシュバック |
| 3. ナウ・オア・ネヴァー |
| 4. テンプテーション |
| 5. ラビリンス |
| 6. デザイアー |
| 7. ヘイズ |
| 8. デルージョン |
| 9. ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第2楽章 |
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最も参考になったカスタマーレビュー
50 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素晴らしい。全方位に向けた「音楽」になっています。,
By
レビュー対象商品: ヴォイス(初回限定盤)(DVD付) (CD)
デビュー以降ずっとそうですが、ここ数年は特に生き急ぐように濃密な時間を過ごしながら、さらに遠くに向かって走り続けている印象があります。ジャンル云々の話は常にありましたが、ANTHONY JACKSON、SIMON PHILLIPSという、現代のすべてのポピュラーミュージックにおける最高峰のリズム隊を揃えたことで、まさしく全方位に向けた訴求力を持つ音楽が展開されている、と思います。 本作品はテクニカル過ぎる、であるとか、凝り過ぎといった印象は私は全くありません。 というよりも、むしろ懐かしさすら感じてしまう。 彼女自身の中にあるグルーヴ、メロディやイメージがそのまま音になって波紋のように広がる…、そんな気分にすらなります。私には、なにかとても自然なもの、体から放出される波動のような、カタチにはできない、人間的なものが強く感じられてなりません。 彼女はまた、確実に高みに突入したように思います。 今のペースを続けるのには少し心配もしてしまうのですが、とにかく、走れるときに走れるだけ走っておく、そんな彼女の一時の素晴らしい記録になっています。 今、日本全体が震災、原発で困難な状況にあります。こうした中でこの作品に触れられることができたことにも意義深いものを感じています。
46 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これぞ代表作!,
By まあさま (長野) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヴォイス(初回限定盤)(DVD付) (CD)
グラミー受賞直後のアルバムってことで、これで初めて上原ひろみを聴く人もいるでしょう。言い過ぎは承知であえて書きますが、このアルバムが気に入らなければ、たぶんもう他は聴く必要ないです。 これまでの集大成と言っていいような、彼女らしさの全てが詰まっている、そんなアルバムです。 代表作になると確信します。 一部ジャズマニアから、こんなのはジャズじゃないといった批判をされたりもするようですが、私も違った意味で、上原ひろみのジャンルは何かと訊かれたら、ジャズではなく、 「ピアノそのもの。彼女こそがピアノである」と答えます。 ジャンルなんて超越し、ピアニストであることすらも超越した、まさにピアノと一体化した彼女の声(VOICE)がスピーカーから聴こえてくる、このアルバムは特にそう感じました。 彼女自身、楽器を演奏しているという感覚は皆無なはず。 そして声である以上、出来ない表現があることは耐えられないのでは? だからこそ彼女はひたすらストイックにテクニックを磨くのでしょう。 2011年マストバイです! ジャズということで敬遠している方にこそ聴いて欲しいです。 最後に、あえてジャンルに分けるなら、このアルバムはロックです。
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ジャズのテクニックとプログレッシヴなロックマインドが調和した傑作,
By
レビュー対象商品: ヴォイス(初回限定盤)(DVD付) (CD)
上原ひろみはミュージシャンとしてはもともとプレーヤーとしての資質が抜きん出ている。コンポーザーとしてもいい曲は書いているが、それはプレーヤーとしての感性が流れ出てきたものとしてある。だから、アルバムを聴くよりライヴを見るほうが何倍もの感動を得られるタイプだ。実際、私個人も、ファンでありながらアルバムを聴き倒すほど聴いてきてはいなかった(反省)。だが、今回は違った。やっていることは、いい意味でのワンパターンで、上原独特の音世界に変わりはないのだが、その空間の濃密性やフレーズの叙情性の質が違う。"Voice"と題されたごとく、上原の生々しい「声」が聴こえてくるかのようだ。実によく歌っている。音楽そのものの持つ説得力が何倍にも増している。否が応でも耳を奪われる。今後、ひと皮もふた皮も剥けていくのではとの期待を抱かせる。 ジャズじゃないという意見もあるが、これを否定したら、ジャズというジャンルに未来はないだろう。もともとジャズに軸足をおきながらジャンルを大きくはみ出した、ある意味プログレ的な音楽性も見せつけてきた上原だが、今回ドラムにサイモン・フィリップスを迎えて、今までやりたくても出来なかったことを存分にやり切ったとの印象を受ける。上原のプログレッシヴなロックマインドが十二分に発揮された作品となった。 そしてそう、サイモン・フィリップスについて語らずにはいられまい。この名職人、これまでもロック畑で数々の名盤・名演を生み出してきたが、こうして聴くと改めて「こんなに巧かったのか」という感銘を受ける。上原やアンソニー・ジャクソンのプレイが霞んでしまうほどの驚天動地のドラミングを披瀝し、また、素晴らしく官能的なグルーヴを叩き出している。これは一緒にプレイする人間は気持ちいいことこの上ない。上原のインタープレイがかつて無くエモーショナルなのも頷ける。もともとロックメンタルなドラマーだから、上原ひろみとの相性にも期待を抱かせたが、これは想像を遥かに凌駕した。サイモンのドラムを味わうために聴いても十分満足できる。 是非ともこの面子でツアーに出てもらいたい。これはすべてのファンの願望だろう。
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