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内容紹介
高村光太郎が翻訳した作品は、ベルギーの詩人エミール・ヴェルハーレンのものが最も多い。その中でも、ヴェルハーレンの愛の詩「明るい時」と「午後の時」の二作を、光太郎は妻、智恵子に読ませるために翻訳した。これらの詩を一冊にまとめ、このような形で出版するのはおそらくこれが最初の試みである。 中高年の夫婦愛を歌い上げたこれらの詩は、光太郎の詩集『智恵子抄』にも影響を与えたといわれているだけあって、みずみずしく美しい言葉でなりたっている。恋愛詩といえば若者のものと思われがちであるが、年をとってなお、このように情熱的な愛を妻に捧げる男性もいるのである。長い人生を謳歌する現代にあって、これらの詩は、格別の意味... 続きを読む |
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