ヴィオレッタ:アンジェラ・ゲオルギュー
アルフレード:フランク・ロバート
アルフレードの父:レオ・ヌッチ
1994年12月のコベントのライブ収録です。
DVDなので画面が大変鮮明です。
ゲオルギューが最初に、黒髪をアップにして白いシフォンのドレスで登場しただけで、「ブラボー!」です。
顔も肩も手も白く塗って、あまり濃くない色の口紅を厚めに塗って、まさに「薄幸の結核の美女」という感じでした。
田舎の別荘の場面では、「昼間」を演出して窓から白色光を出しているのですが、ゲオルギューのアップは白色光を浴びてもとても美しかったです。
オペラは顔じゃないですけど、ここまで美しいとホント、うっとりしてしまいます。
そして、「美しいゲオルギュー」をさんざん強調しておいて、3幕の病室の場面の彼女は「老婆」のようにしてしまい、その落差がまた効果的でした。
もちろん、歌もすばらしいですよ。
舞台装置は、以前ロイヤルバレエでも感じましたが、豪華で「立体的」です。
賭博パーティの場面では豪華な天上を斜めに出して、視覚効果を狙っています。
「椿姫」は3本目ですが、やっぱりこれが一番ですね。
でもちょっとだけ不満なのが、賭博パーティ場面での「ドゥフォールを愛しているのか?」のやりとりが素直過ぎ。
ここだけはグラインドボーンの方がひねってあって良かったかな?