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レッド・ツェッペリン、クイーンと並んで、ここ日本でもいまだに絶大な人気を誇るハード・ロック・バンド、ディープ・パープルのベスト・アルバム。メンバーそれぞれに持ち込んださまざまなバックボーンをベースに試行錯誤をくり返していた演奏が、やがてリッチー・ブラックモアのギター・プレイとヘヴィ・メタル歌唱の元祖とも言えるイアン・ギランのシャウトを中心にしたハード・ロックに収斂(しゅうれん)されていくさまが聞きとれ、なかなかに興味深い。ハード・ロックというこだわりを一度外してみると、初期の多彩な楽曲もなかなかに聞きごたえがある。音質と選曲に定評のある、このライノ盤のベスト。入門編として最適なのはもちろんだけれど、往年のファンにとっても、彼らの代表曲をまとめて聞きたいというときに便利だ。(山口智男)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
キング・オブ・ハード・ロックと呼ぶにふさわしい、ディープ・パープルのベスト盤。68年~84年までに発表した計26枚のアルバムから厳選した聴き応えたっぷりの作品だ。まさに究極レベル。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
パープルというと、70年の『イン・ロック』以降の曲が有名だが、今作ではデビューから84年までの楽曲を選曲。彼らがオルガンを主体としたクラシック寄りのロックからギターを主役としたハード・ロックに移行していく様子がよく分かる。全曲デジタル・リマスターをしてあるので、発売当時の音源に比べると音質はかなりいい。“あのノイズ感がいいのに”という意見もあると思うが、デジタル処理をがされているぶん各楽器の一音一音がはっきりと聴こえ、音符にはあらわれないメンバーの手クセまでも耳に入ってくるようだ。 (木戸美絵) --- 2000年08月号