ヴェネツィアへ行く前に読みました。
私が買ったのは92年度版だったのですが、(最新版もあるのだろうか?)
読んだものを現地でありありと見ることができて実に有意義なヴェネツィアへの旅でした。
例えばこの本の中に描いてある「乳房の橋」も、本著の中にマップがあったので行ってみました。
まったく観光地でないところで、人気のないところにありましたが「ああ、ここで売春婦たちが男を引き寄せたのかー」と、映画「ヴェニスの商人」を思い出しながらしみじみ見渡せたりなどと、今度ヴェネツィアへ行く予定がある方には是非お勧めしたい一冊です。
あるものあるもの意味が解かった上で目の前に立つと、やっぱり感じるものが違いますから。
勿論ただヴェネツィアに興味があるという方にも推奨します。
いや、旅行の自慢も入りますが、本当によかったですよ。さてマリア像はどこだろう、とゴンドラに乗りながらキョロキョロしてみたり、
あるいはああ、これが街で一番古いサン・ジャコモ教会か、などとしげしげ見ることができたり。ゲットーへも行きました。書いてある通り、無機質で不気味な所で興味深かったです。
そんな感じで本著に書いてあることと照らし合わせて、知ったような顔で旅をしてこれました。
しかし、ただ読むだけの方にはきっとイメージが思い浮かべにくいでしょうね。私も行く前に読んだので、街の情景やら雰囲気やらは読むだけでは「はて?」でした。実際に行って楽しめたからいいものの、もう少し写真を綺麗に、多くして、さらに欲をいえばマップも充実させた方がいいかな。と個人的には思います。
しかし旅をする方、もう一度言いますが、これ中々いいですよ。
ガイドブックと一緒に持ち歩いて楽しんできました。ああ、もう一度行きたい・・!
あと、本著には書いてないですが、この本に加え私から、言いたいので書かせてください。
ヴェネツィアは観光地なので、やはりテーマパークのようにレジャー化してしまっており、そこが魅力を半減させてしまっているところが正直あります。
なので観光地でないところを歩いてみることもお勧めします。アルセナーレ側(サン・マルコから東)へどんどん歩いてみると、
そこには庶民の私生活を垣間見ることのできるものが沢山ありました。洗濯物とか、マリアを祀ってあるものとか。何だか懐かしくなって思わず涙を浮かべました。
あと、もしカーニバルを楽しみたい方がいらっしゃるならば、サン・マルコへどうぞ。昼より夜が最高に楽しいですよ!
何故か「仮面のカーニバル」なのに仮面をつけてない方も沢山いますから!(笑)中世人のコスプレかよ、と。
おっちゃん達も最高に笑顔を振りまいてくれて、サン・マルコに居る人全員子供に返ったように楽しんでて、最高でした。