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ヴェネツィア  水上の迷宮都市 (講談社現代新書)
 
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ヴェネツィア  水上の迷宮都市 (講談社現代新書) [新書]

陣内 秀信
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

内海(ラグーナ)に浮かぶ「アドリア海の花嫁」。四季折々の呼吸がたちのぼる大運河(カナル・グランデ)、路地(カッレ)に感じる街の体温、光と闇を彩る祝祭(フエスタ)。足で織り五官でつかむ、水の都へ道案内。

獅子の帰還――セレモニーを行うのに、これ以上の舞台はない。……広場の東側には壮麗なゴシック様式の総督宮殿、西側には古典的にマルチアーナ図書館が建つ。共和国時代とまったく同じ趣向で設営された演劇空間に我々はいるのだ。紐が引かれ、白い布が移動して、獅子の姿が現れてきた。ところがいかにもイタリアだ。布が引っ掛かって動かなくなってしまった。いささか慌てて逆に引っ張ってみても、うまくいかない。人々の間に溜め息がもれる。ヴェネツィアの未来に暗雲がただよいかけたその時、紐を切ったことによって、白布は無事にはずれ、獅子の美しい姿が円柱の上に浮き上がったのだ。我がヴェネツィアの象徴は拍手とともに元の位置に戻った。――本書より

内容(「BOOK」データベースより)

内海に浮かぶ「アドリア海の花嫁」。四季折々の呼吸がたちのぼる大運河、路地に感じる街の体温、光と闇を彩る祝祭。足で識り五官でつかむ、水の都へ道案内。

登録情報

  • 新書: 280ページ
  • 出版社: 講談社 (1992/8/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061491113
  • ISBN-13: 978-4061491113
  • 発売日: 1992/8/11
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By MOTEPPI
形式:新書
カラー印刷の箇所は全くありません。それにも関わらず読み進めるほどにヴェネツィアの四季を彩る様々なイベントや美しい情景が次々と脳裏に浮かびあがります。著者の文筆力・構成力・考察力・適確な写真や図版の配置といった諸々のスキルレベルが高いことと、一方でヴェネツィア自体に並外れた魅力があること、この2つの要素が結実することで成しえた一種の奇跡のような本です。また都市構造の視点でも世界で唯一無二の都と呼ばれる由縁が充分に理解できて、きっと読み終える頃には、この街に特別な親近感を感じられるようになっているはずです。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
  この本はヴェネチアを建築学の観点から分析し、街の魅力を存分に紹介しています。水上都市のこの街の歴史や、今後の課題を建築学専攻で、ヴェネチア滞在の経験のある陣内先生が考察しています。近い将来にヴェネチアへ旅立つ人も、その予定のない人にも何か発見のある本です。
このレビューは参考になりましたか?
形式:新書
ヴェネツィアへ行く前に読みました。
私が買ったのは92年度版だったのですが、(最新版もあるのだろうか?)
読んだものを現地でありありと見ることができて実に有意義なヴェネツィアへの旅でした。
例えばこの本の中に描いてある「乳房の橋」も、本著の中にマップがあったので行ってみました。
まったく観光地でないところで、人気のないところにありましたが「ああ、ここで売春婦たちが男を引き寄せたのかー」と、映画「ヴェニスの商人」を思い出しながらしみじみ見渡せたりなどと、今度ヴェネツィアへ行く予定がある方には是非お勧めしたい一冊です。
あるものあるもの意味が解かった上で目の前に立つと、やっぱり感じるものが違いますから。
勿論ただヴェネツィアに興味があるという方にも推奨します。
いや、旅行の自慢も入りますが、本当によかったですよ。さてマリア像はどこだろう、とゴンドラに乗りながらキョロキョロしてみたり、
あるいはああ、これが街で一番古いサン・ジャコモ教会か、などとしげしげ見ることができたり。ゲットーへも行きました。書いてある通り、無機質で不気味な所で興味深かったです。
そんな感じで本著に書いてあることと照らし合わせて、知ったような顔で旅をしてこれました。
しかし、ただ読むだけの方にはきっとイメージが思い浮かべにくいでしょうね。私も行く前に読んだので、街の情景やら雰囲気やらは読むだけでは「はて?」でした。実際に行って楽しめたからいいものの、もう少し写真を綺麗に、多くして、さらに欲をいえばマップも充実させた方がいいかな。と個人的には思います。

しかし旅をする方、もう一度言いますが、これ中々いいですよ。
ガイドブックと一緒に持ち歩いて楽しんできました。ああ、もう一度行きたい・・!
あと、本著には書いてないですが、この本に加え私から、言いたいので書かせてください。
ヴェネツィアは観光地なので、やはりテーマパークのようにレジャー化してしまっており、そこが魅力を半減させてしまっているところが正直あります。
なので観光地でないところを歩いてみることもお勧めします。アルセナーレ側(サン・マルコから東)へどんどん歩いてみると、
そこには庶民の私生活を垣間見ることのできるものが沢山ありました。洗濯物とか、マリアを祀ってあるものとか。何だか懐かしくなって思わず涙を浮かべました。
あと、もしカーニバルを楽しみたい方がいらっしゃるならば、サン・マルコへどうぞ。昼より夜が最高に楽しいですよ!
何故か「仮面のカーニバル」なのに仮面をつけてない方も沢山いますから!(笑)中世人のコスプレかよ、と。
おっちゃん達も最高に笑顔を振りまいてくれて、サン・マルコに居る人全員子供に返ったように楽しんでて、最高でした。
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