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ヴェネツィア「美の遺産」を旅する (別冊家庭画報 家庭画報特別編集)
 
 

ヴェネツィア「美の遺産」を旅する (別冊家庭画報 家庭画報特別編集) [ムック]

南川 三治郎
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

海の都、唯一無二の街、と称されるヴェネツィア。
その起源は、およそ2000年前に遡る。
ヴィザンチン帝国の政治権力のもと成長し、
東西交易で繁栄を築いたヴェネツィア共和国。
建築、絵画、音楽、ガラス工芸・・・
多彩で華麗な芸術が生まれ、今もこの地を訪れる人を
魅了してやまない。
このヴェネツィアが湛える「美の遺産」と
栄耀栄華を刻んだ史跡を訪ね、千年都市の歴史を
ビジュアル豊かに辿る、保存版の一冊。
「世界遺産ヴェネツィア展」公式ムックとして
家庭画報特別編集でお届けします。

登録情報

  • ムック: 128ページ
  • 出版社: 世界文化社 (2011/9/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4418111360
  • ISBN-13: 978-4418111367
  • 発売日: 2011/9/15
  • 商品の寸法: 27.7 x 22.2 x 1.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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美の遺産シリーズは、ハプスブルク家、メディチ家がありますが、これはヴェネツィア。どんな家系が出てくるのか不思議に思ったのですが、ヴェネツィア共和国のトップに就くドージェの話が主軸の歴史と、それに連なる美術史が融合して語られており読み応え充分で、写真も金をふんだんに用いた宮殿やサンマルコ大聖堂など溜息が出ます。そして、さまざまな邸宅美術館が紹介されていて、あの街にこれほどのミュージアムが集中してあることに吃驚。隠れ家的なスポットなのでしょうか、他ガイドにはない紹介も貴重です。イタリア好きにとってひとつの場所をここまで突っ込んだ内容の本のは、保存版だと思います。
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By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
現在、江戸東京博物館で開催中の『世界遺産 ヴェネツィア展 魅惑の芸術‐千年の都』は、素晴らしい美術品が大挙して展示してあるという評判ですので、これから巡回してくる日を思い浮かべながらまず本MOOKをじっくりと観賞しました。
なお、今後名古屋市博物館、宮城県美術館、愛媛県美術館、京都文化博物館、広島県立美術館と1年以上日本各地を巡回してくれるのはうれしいですね。

本書のかなりの部分は、現代のヴェネツィアの美しい風景写真で飾られ、有名な工芸品だけで「珠玉の工芸美 〜ヴェネツィアンガラス〜」と題して1章を与えているなど、読者の観賞をたすけるものとなっています。
第2章「ヴェネツィア共和国 〜興亡の千年史〜」では、その歴史の変遷が多くの図版と共に分かりやすく解説してあります。

26ページに「絵画の謎」と題して、ヴィットーレ・カルパッチョ『二人の貴婦人』が掲載してあります。英国人の美術史家のジョン・ラスキンが「世界で一番美しい絵」と評したようですが、確かに板に描かれたテンペラ画は優雅で気品をたたえていました。
この作品は実は二つに切られた方割れで、上半分はロサンゼルスのポール・ゲッティ美術館が所蔵する「潟(ラグーナ)での狩猟」だとする発見が見開きで紹介してありました。興味深いお話です。

美術展を印象づけるヴィットーレ・カルパッチョ「サン・マルコのライオン」についても、12ページに見開きで、ヴェネツィアのシンボルである有翼の獅子について触れられています。

冒頭にはヤーコポ・デ・バルバリの『1500年のヴェネツィア(ヴェネツィア景観図)』が掲げられています。逆S字の地形を正確に描いた大きな木版画ですが、「アドリア海の真珠」と称された街並みが残されていました。

ピアニスト辻井伸行の特別取材「ヴェネツィアの風に吹かれて」、中野京子の「ヴェネツィアゆかりの映画十選」などの読み物も充実していますし、第5章「海の都の“美味遺産”」は、実際に訪れた時に参考になるような食のガイドでした。
美術展を訪れなくてもその魅力に触れられるMOOKでした。
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