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零細運送会社「ミリガン運送」の腕利き女船長マージと明日のことは考えない冒険社長ロイドは、無謀な操業のツケを払うために大戦期の思考機雷源突破というハイリスクな仕事に挑む。が、機雷源の道案内役は頼りなげな少女。果たしてミリガン運送の運命や如何に?
キャラを前面に出した軽妙な文章ながら科学考証もきっちり成されており、SF好きにもSF嫌いにも読みやすい作品となっている。
野尻氏は綿密な科学的考証を重ねながらも、その提示に終始するに止まらない。むしろ、「スペースオペラの世界に生きる普通の人々」のシリアスな仁義と軽やかなコメディとが読む者をアルフェッカ・シャトルの家庭的な空間に引き込んでいく。それでいて扱っているテーマは意外なほど宇宙時代に想定される社会のリアリティを抉っており、侮れない。
3人の主要登場人物が出会い、危険な機雷宙域を突破しての着陸を試みる本作は、既にそのような魅力に満たされている。
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