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58 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「バカだとは思ってたが・・これほどとはな・・」ってアンタ、カッコ良すぎ,
By choe1990 (山形県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC) (コミック)
主人公トルフィンの成長を縦糸に、ヴァイキングとイングランドとの抗争を横糸に織り成される長編マンガの第5巻目。何とかネタバレにならないように書きます。前巻で明かされたアシェラッドの望みとひ弱なクヌート王子とのちのクヌート大王との落差、この両者が徐々に結びついてくる。 それにもまして本巻はトルフィン、アシェラッドそしてビョルンまでおいしいところありまくりの怒涛の展開である。追いかけるトルケルと、脱出しつつ中央政局もにらまざるをえないアシェラッドの間での心理的肉薄のドラマがえらいことになっており、トルケルVSアシェラッドもトルケルVSトルフィンもないのだが、本格的戦闘なしでも異常な盛り上がりを見せる。 一方でちょっとアシェラッドに見せ場取られすぎかな?という主人公トルフィンは次巻以降にさらなる見せ場期待か。 本作と前作『プラネテス』に通底するテーマのひとつは、自己実現とヒューマニズムの相克だろう。人殺しを何とも思わないヴァイキングにヒューマニズムなどあるわけがないと思いきや、彼らには彼らなりのルールやエシックスがあり、それを通して我々現代人があたりまえと思っていることが実は特殊なのではないかという「日常への疑い」を抱くことができる。キリスト教化されていないヴァイキング、という描写がしばしば出てくるが、現代の第一・第二世界は日本も含め、キリスト者でなくても西欧文明の価値観を受け入れている時点である面でキリスト教化されているのである。恋愛感しかり、ヒューマニズム=個人の尊重しかり。ちょっと自分の立ち位置を考えさせてくれる、こんなマンガがあってもいいではないか。人殺しばかりの陰惨なマンガと敬遠せずに読んでみて欲しい。
25 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ビョルンのキノコ!,
By 流星羊 (横須賀) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC) (コミック)
刊行ペースが遅い遅いといわれながら、それでもいつの間にかもう5巻です。そして、前巻よりストーリの展開速度が増してきた感があります。 本作は、近頃珍しく、再読に耐える骨太なストーリ構成を持っています。 例えば、トルフィンがブチ切れるシーンがあり一読して何故そこまで切れるのか 疑問に思ったのですが、再読して、周りを包囲されたトールズが全身に矢を受ける シーンが再現されているということに気付きました。作者が意識的にそうした演出 を施しているかどうかはわかりませんが、そういう深読みを許容する緻密さがこの作品に あるのは間違いありません。その他、トールズ暗殺を依頼した人物とスヴェン王の側近と 思しき人物が同じ。気付けよっていう話はありますが、間が空いてしまったので… その他再読して色々発見した伏線はありますが、トルケルの「ヴァルハラ」、 トールズの「アヴァロン」、キリスト教徒たちの愛、これらが弾け交じりあい、 トルフィンの「ヴィンランド」(題名だし)がどのような姿を現すのかが、 今後の見どころになるものと期待しています。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
迫力の世界,
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レビュー対象商品: ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC) (コミック)
「プラネテス」の作者と知って、5巻一気に読んだ。宇宙とはうってかわって11世紀初頭の歴史物だが、緻密な描写は通ずる所があり 安心して読み進められた。 しっかりした土台の壮大なファンタジーとしても薦められるあたりが、 間口の広さを感じさせる。 若干展開がゆっくりな気もするが、主人公トルフィンがたどり着く先を これからも楽しみに追っていきたい。 個人的には、一気に読んでしまったので次が待ち遠しい…。
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