色々な逆境を乗り越えてようやくの3rdアルバムリリース。
蓋を開けてみると、結構あっさりした仕上がりになってます。
なんと最終曲"SpaceShip"の1曲を除いてすべての曲が2分45秒以下!
それだけに曲の構成も至って単純ですが、ツボはしっかり押さえた内容になっています。
ひたすら突っ走る曲あり、ポップでキャッチーな曲あり、緩やかなアコースティックあり・・・
バリエーションが豊かな上にアルバム全体として見てもかなりまとまりが取れていて、
完成度は1st・2ndの上を行っています。
まるで森の中にいるかのような錯覚を起こすVo.クレイグのサイケなコーラスも健在です。
強いて惜しい点を挙げると、ちょっと急ぎ足で作ってしまった感が拭えない所でしょうか。
実際、もうちょっと練れば良くなりそうな曲がいくつかあります。
でも、元気にロックする The Vines がもう一度聴きたい人にとってはどうでもいいかも。
このバンドを知らない人もこのアルバムから聴いてみる事をおすすめします。
ロックバンドでこんな声を出せるボーカルは中々いないんじゃないでしょうか。