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ヴィジョナリーズ―ファッション・デザイナーたちの哲学
 
 
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ヴィジョナリーズ―ファッション・デザイナーたちの哲学 [単行本]

スザンナ フランケル , Susannah Frankel , 浅倉 協子 , 長岡 久美子 , 谷川 直子 , 春宮 真理子
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,500 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

世界のトップ・デザイナー23人が語る「仕事」と「人生」。
ヴィヴィアン・ウェストウッドからマルタン・マルジェラ、川久保玲、渡辺淳弥まで…。
貴重なインタビューとコレクションの代表的な写真をフルカラーで掲載した、21世紀のファッション教科書。

出版社からのコメント

「過去10年間にわたるスザンナ・フランケルによるファッションジャーナリズムへの寄稿は、ファッションに関心のあるすべての人々にとって必須の読み物であり、また、そうでないひとたちをファッションの世界に引き込んできた。
 今回、特別に掲載許可をいただいたコレクションやデザイナーたちの写真は、彼らのキャリアのターニングポイントなかには、彼らが名声の頂点に立つ以前に撮影されたものもあるを掌握することを旨としたものである。(中略)
 彼女の記事を読むことで、一般読者は、フランケルに許された特権を共有することができる。なぜなら、我々が、機会があったら聞いてみたいと思っていることをフランケルがデザイナーたちに質問してくれているからである。」
クレア・ウィルコックス(ヴィクトリア&アルバート美術館20世紀衣服部門キュレーター)《序文より抜粋》

登録情報

  • 単行本: 223ページ
  • 出版社: ブルースインターアクションズ (2005/11)
  • ISBN-10: 4860201485
  • ISBN-13: 978-4860201487
  • 発売日: 2005/11
  • 商品パッケージの寸法: 20.8 x 15 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
17 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yurock
形式:単行本
内容は各デザイナーへのインタビュー+etcてとこでしょうか。

デザイナーさんはかっこいい人ばかりです。例えば、

マックイーン談

「いや。みんなは俺をただ無視してた。別にそれはかまわなかった。

俺は自分のためにやってたんだから。だが、俺はファッション界で

成功するってことがちゃんとわかってたのさ。どのぐらいビッグに

なるってことはわからなかったけど」

、、、自分が少し恥ずかしくなりました。

ドルチェ、ガッバーナ談

・けんかをすることは?

「はい」声をそろえて。

「僕と彼がそれぞれのアイデアを持っていて、それがまとまらないこともある。

そんなときは名前から&が消えてしまうんだ。」

デザインを別々にしようと考えたことはないの?

二人は笑みを交わし、この日二度目に声を合わせてはっきりといった。

「いいえ」

服がかっこいい理由、長くに渡り売れ続けている理由がわかりました。

あと、、ちょっとなきそうになりました。

デザイナーさんたちが本当に服を愛していることそれが共通しているような気がしました。

興味があれば皆さんも読んでみてください。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 【面白かった本◇11冊目◇】 2012/7/24
By k
形式:単行本
【面白かった本◇11冊目◇】
内容は1997ー2001年のちょっと古いものでした。
今まであえて、ファッション界の人の思想や経歴など触れなかったんですが。
彼らのことを知ってみたら、また違った視点で捉えれるようになりました。
デザイナーたちが思っていることと、僕も通じる部分が多々あり面白かったです!

皆に共通して言えることは、自分の信じたいものを貫き通したということでした。
面白かったでデザイナーの内容をちょっと紹介します。。。

■アレキサンダーマックイーン
マックイーンは高級紳士服の仕立て職人の見習いをしてたとき、チャールズ皇太子に献上することになっていたジャケットに「I am cunt(私はヤリチンである)」と書いたことは有名である彼はコレクションで「ハイランドレイプ」や「ゴールデンシャワー」などの過激なタイトルもつけて問題になっていた。
彼は3歳からずっと絵を描いていて、12歳で本格的にデザイナーを目指し初め、そのころからファッション関連の本を読んでいるという。「いや。みんなオレをただ無視してた。別にそれはかまわなかった。オレにはファッション業界で成功するってことがちゃんと分かってたのさ。どれくらいビッグになるかは分からなかったけど」

仕立てにかけては彼の右に出るものはいない。マックイーンの服はどんなにデザインが奇抜であっても、ビスポークメンズウェアの請巧さを踏襲しているのである。彼は自分の野望を達成するためなら、相手がどんな高名なデザイナーであろうと、なんのためらいもなく仕事をアプローチしたマックイーンはあるときセントマーチンズの門をくぐることになるが、それは生徒でなく講師としてだった良いデザイナーや偉大なデザイナーってものは、なるものじゃなく、生まれつきそうなるんだと思う。色彩、形状、カッティング、バランス、こういったものを把握することは遺伝子に組み込まれているのさ。
マックイーンは服やショーを通して、幼少気からの当時の女性にはネガティブな側面が内在していて、女性は男と出合って、結婚して、子どもを産んで、住宅価格が低いところに引っ越して、晩飯を作って寝る、それがマックイーンのイメージだったという。彼はそんなイメージをとっぱらうために服やショーで表現したという・マックイーンは1999s/sで両足義足のモデルを起用したことも、大きな話題をよんだこれは何が美しくて、何が美しくないのかという概念に対する社会の固定概念を批判した。

■マルタンマルジェラ
「我々にとっては、実際に服を着る方々が、デザイナーなどが提唱するのとは異なる着こなし方を発見したり、トレンドに踊らされないということの方が重要なのです」
驚いたのが、まったく同じことを僕も思っていたからだ。
「僕にとって服とは自由であり、デザイナーとは自分の作った服を、見た人に対して「あなたならこの服をどう着こなす?」という問い掛けをしていると思うし、もっと極端なことを言えば、服を部屋に飾るだけでも、リメイクするのでもいい、僕が服を作るなら、そうやった思いで提案したい。とにかくどんな形であれ、その服を愛してもらいたいのだ」

またコレクションでもプロのモデルではなく、一般人を起用したことも話題になった。
こういいのは僕も好きである、特に外国のコレクションとなればどうしても身長制限があるみたいだが、そもそも身長にファーカスする意味がわからない。普通ならその人の外見と内面にフォーカスするべきだと僕は思う。

■フセインチャラヤン
「もしも何かを見に来て、それが気に入らなかったり、全く理解できなくても、ありのまま受け止め、成長の過程として判断すべきなんです」
チャラヤンはセントマーチンズで講師に「お前なんかさっさとやめて彫刻でも習いにいけ」と言われた逸話はファッション界で伝説になっている。彼は元々建築に興味があった。建築には、周囲の環境と、人間がつくろだした空間との関係。その空間には社会的あるいは身体的な意味合いが内包されているが、、、服について話すとき、人は社会や文化の関連には触れません。見た目で判断するだけ。それは僕の興味の範囲ではありませんと言うまた恩師や学生時代の友達に宗教やアイデンティティーについて彼が熱く論じるので、皆は厄介だと思っていたが、そんなことで意欲を失うチャラヤンでなかったようだ。

彼は「ファッション業界の人間だと名乗ることが嫌になることがあります」とうい。そのひたむきな態度、丸めた頭、いつも似たようなチェックのシャツ、ファスナー開きのジーンズ。どれをとっても、自分のブランドの歩く広告とは言いがたいものがある。むしろ自分をアイデア人間だと思っているんです。どんなアイデアであれ、その貴重さに気づかない人はたくさんいます。どんなところから得たものでも、全てのアイデアには尊ぶべき点があるんです。もちろん僕は服も好きですよ。でも....という変わっぷりだ。

肝心の服作りはというと、卒業コレクションを友人の裏庭に埋め、それがどのように腐敗していくかという研究したり。シフォン製のドレスをヘリウム入りの風船から吊るしたり、普通の人にはまったく理解できないような、まるで科学実験を行ってる感覚で服に向きあっている彼である。またそういう側面を持ちながらも一方では、まとめることにこだわり、よりシンプルにまとめることの難しさを語っていた。あるときは縫い目を1本取るかどうかで、何週間も悩み続けるほどの古典主義者だった。

■タニヤサーン
最終的にファッションの仕事に就かれた経緯は?
「家賃を納めなくてはいけなくなったし、それに、自分以外の誰ひとり、私を雇ってくれそうになかったわ」
これには僕も同じような気がする。。。

■ヨウジヤマモト
ヨージのショーは当時の人の常識を覆す想像を絶するインパクトを与えた。それを見たファッション業界の人は皆言葉を失い、その代わりに建築評論家達が彼の手法を認め、ヨージの服を評価するようになった。現在も人々は彼のことを、デザイナーとは違う芸術家であり。謎めいた存在と話している。

■コムデギャルソン
とあるコレクションで、メッセージ入りのリーフレットが配布された。そこには大きく太字のボールド字体で、「あなたが今までに見たもの、繰り返されたものではない、鮮烈で自由な未来に向けての新しい発見」
その下に小さな文字で「60年代から90年代にかけて、ファッションは自由とエネルギーに溢れた時代の推進力となった。しかしここ数年、ファッションは方向性を見失い、革新性やエキサイティングなパワーをなくし、焼き直しのユニフォームのようになっている。コムデギャルソンはリスクを恐れず、常に今まで見たこともも触れたこともない、新しいものを創造してきた。個性を尊重し、未来を見据える」と書かれていた。

■ポールスミス
「曲がったことは好きじゃないんだ。いつも胸に手を当てて、正しいことをしているかと自問する。自分の利益のために誰かに媚びるなんて考えられないね。お客様が一番大切であることを、あまりに多くのデザイナーが忘れてしまっていると思う」またスミスの批判はファッション界だけにとどまらなかった。
当時のロンドンには若手を育成するシステムが構築されていないと声を張り上げた。ヴィヴィアンはイタリアの支援を受けているし、ガリアーノとマックイーンは、フランスに拠点を移した。他の産業を見てもそうさ。BMW、PENTAXだってデザインチームはみんなイギリス人なんだ。アイデアや独創性といったものが恐ろしいほど国外へ流れてしまった。デザイン関連の学校を卒業する人が毎年1万5000人いるのに対し、仕事は1000ほどしかなかったという。

あと「ハイファッションデザイナーインタビュー」という本も7/21に発売さてたみたいなので、最新のやつが読みたい方はそちらも読んでみてください。。。
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18 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 デザイナーの素顔 2006/1/1
形式:単行本
1997年から2001年までの、各誌で行なわれたデザイナーへのインタビューを元にして作られた本です。

インタビューの時期が時期だけにブランド自体をたたんでしまったHELMUT LANGへのインタビューが

あったりしてちょっと哀しみを感じてしまったり、FAXでのインタビューではどうしても

突っ込みが不足していたり、というところもありますが、VIVIENNE WESTWOODのとりとめのないおしゃべりや、

ALEXANDER McQUEENのワルガキぶり等、普段は見えてこないデザイナーの姿がそれなりに見えてくる、

良著だと思います。

特に著者が三宅一生の服を出産直後の友人に貸したエピソードなどは、思わずほほえましくなってしまいました。

それになにより写真がハイレベル。それだけでもこの本を買う価値はあるかもしれません。

(ただ、蛇足ながら、著者が山本耀司のインタビューで彼を「難解」と言っているのは理解できない。

彼の発言はことごとく錬金術的なだけだと思うのですが)
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