「本書にはヴァギナの姿が描かれている。非正統的な姿、色鮮やかな姿、偏狭な視点から見た姿、革命的な視点から見た姿。本書は幅広い資料からヴァギナを描きだしていく。科学に、歴史に、神話と伝承に、文学と言語に、人類学に、芸術に、それぞれの分野に登場するヴァギナの姿がある。女性生殖器の飾り気のない全体像を提供しようというのがわたしの狙いである。・・・」(序文より)
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229 人中、200人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
目からうろこ,
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レビュー対象商品: ヴァギナ 女性器の文化史 (単行本)
女性であることが誇らしくなりました。この本を読んだことで、自分のボディイメージが変わったと思います。クリトリスがそんなに大きな器官だなんて知らなかった。図版がたくさん入っているのでわかりやすいし、とっても面白く読んでしまいました。人間の性器の話やオーガズムの話は実用的なので、カップルで読むのも、互いに納得いくところが多くていいだろうな、と思います。さらに、ほかの動物や昆虫のヴァギナの話は意外性があって目からうろこでしたし、世界中のヴァギナ伝説や、建築物などに残されたヴァギナの意匠、各地での「性」の扱われ方など、世界観が変わるようなエピソードも豊富です。こういう本は、読んだほうがいいです。
138 人中、106人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
非常にためになります(真面目な意味で),
By らん (東京都中央区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヴァギナ 女性器の文化史 (単行本)
女性に直接訊く訳にはいかないけれど、女性とつきあっていたらやっぱりもっと詳しく知りたくなることが、かなり真面目に書かれて(+描かれて)います。読んでも下世話な興味や下品なセンスはそれほど助長されません。むしろ誠実な気分になります。これまでよりもっと女性に対して優しくならなければ、と思いました。
132 人中、100人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ヴァギナの精緻に感嘆,
By すれんだー (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ヴァギナ 女性器の文化史 (単行本)
『元始女性は太陽であった』と平塚らいちょうが述べているように、女性(ヴァギナ)は誕生を司るものとして信仰の対象にもなっていた。ところが、キリスト教が支配的になってくると男性が優位で女性は卑しきもの、恥ずべきものとの見方に歪んできたと筆者は豊富な資料に基づいて説いている。そういう文化史的な面とともに、ヴァギナの構造・機能を図版も豊富に加えて科学的に説明している。特に、子孫が繁栄できるように優れた精子をヴァギナが選別できるような構造を有しているとの説明には「眼からうろこ」でした。改めて生物・生命の神秘を感じさせる本です。
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