自分の音楽体験を織り込み、'@シンフォニー、'A管弦楽曲、'Bコンチェルト、'C室内楽曲・器楽曲、'Dオペラ・その他の5つのジャンルに分けてクラシックを紹介。
クラシックといって構えるのではなく、そこにはいたずら心があったり、作品は所詮人間が作ったものなのだから(p.19)、という調子で語る。
ベートーベン交響曲5番・2楽章(p.30)、ピアノ協奏曲4番(p.131)を絶賛している。
エピソードでは、ベルリオーズ「幻想交響曲」が失恋の復讐が込められている(p.47)、ヴィバルディの「四季」が女子限定で弾かれていた曲(p.118)、プロコピエフの「交響曲1番(古典交響曲)」がハイドンのパロディと間違えても不思議でない(p.64)など。
演奏家のお勧めは「チャイコン」ではハイフェッツ、「ピアノ協奏曲1番」ではリヒテル、アルゲゲリッチ、オペラ歌手ではゲオルギューとブライトマン(p.228)とか。恩師、徳永二郎氏(かつてのN響オンサートマスター)には全く頭があがらないし、彼の実力は凄いらしい。