「意図的に作ったバカゲー」というのは一つの逃げです。
少々バランスが悪くても、「ほら、ネタだからー」と言われると、笑えないこっちが悪いような気がしてくるという。
しかし、本作がバカゲーなのは事実。
「自衛隊VS謎の大怪獣」というテーマを扱うだけでもかなりのものですが、
「国会で法案が通らないと派手に動けない」
「ビル・家屋の損害額によって勝敗が決する。破壊された自衛隊の兵器も損害額に算入する」
「市民団体“巨大生物を見守る会”」
「ダイジョーブ 小型ノ戦術核デスカラ(アメ公め!)」
などなど、バカげたガジェットが満載。
「避難民」や「超能力少女」といったイベントカード、怪獣の各種特殊能力などは多彩になりましたが、基本的なルールそのものはむしろ前作よりずっと簡潔になっています。
一方で、多彩なイベントカードのせいで、運に左右される面が大きくなりました。
頭をひねって戦術を研究するゲームというより、発生するシチュエーションを笑って楽しむゲームでしょう。
これはこれで楽しいですが、前作とは雰囲気が大きく様変わりしていますので、購入される方は注意。
戦車の前面・背面の区別がなくなった(怪獣はいつも上から攻撃してくるからな……)ので、付属の紙コマでもストレスなくプレイできるはずです。