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ワールドカップは誰のものか―FIFAの戦略と政略 (文春新書)
 
 

ワールドカップは誰のものか―FIFAの戦略と政略 (文春新書) [新書]

後藤 健生
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

全世界の注目を集めるサッカーの祭典・ワールドカップ。しかし、華やかなピッチの舞台裏では、さまざまな利権がうごめき、あまたの軋轢が生じてきた。独裁者の介入、国家の政治的思惑、FIFAの権力闘争…。その歴史を紐解きながら、ワールドカップのあるべき姿を考える。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来サッカー観戦を続け、「生観戦が一番」をモットーに観戦試合数は約4400。ワールドカップは74年西ドイツ大会以降、全て現地観戦。「スカパー!」でCLなどの解説も。日本サッカーライターズ協議会理事。関西大学社会学部客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 190ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/5/19)
  • ISBN-10: 4166607545
  • ISBN-13: 978-4166607549
  • 発売日: 2010/5/19
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
サッカーの見方が変わる本かもしれません。マラドーナがたしか90年W杯で準優勝に終わった後(別の場面だったかもしれません)、「サッカー界にはマフィアがいる」と泣きながら訴えていたと記憶していますが、本書を読んでその意味するところが分かったような気がします。と言っても本書はサッカーの本というより、政治や外交の本といった方が適切かもしれません。特に面白いのは第1部「ワールドカップと政治」で、W杯という巨大ビジネスの舞台裏でFIFAがどのような戦略をとっているか、またFIFA内でどんな権力闘争が繰り広げられているかが描かれています。あの疑惑の判定は、あの日程・組み合わせは、実は仕組まれていたのか?なんて数々の場面が脳裏をよぎったりしました。逆に第2部「南アフリカ開催の意義」は、もはや南アW杯が終わった今、積極的に知ろうとするモチベーションを保てませんでした。結局「ワールドカップは誰のものか」というタイトルに、明確な答えを出していないのも残念です。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By usrj
形式:新書
FIFA関係の暴露本ではない、と後書きに記している割には
日本ではあまり報道されない、その政治的な攻防が書かれている。
FIFAという組織の総論を(ある程度)冷静に把握できる本。

FIFA内部は欧州閥と非欧州閥の闘争がメインで、
そのとばっちりを日本が受けたこと(韓国が巧く利用したこと)、
票田の見返りで、強引にアフリカにW杯が行った事などが
コンパクトにまとめられていました。

南アフリカ大会ということで、ラグビーの話題が良く出てきたが、
第1回のラグビーW杯はIRBの主催ではなく、
オーストラリアとNZの主催による招待大会だったと記憶しています。

もしそれが正しければ内容(p99)に誤りがあると思われます。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
6月10日の深夜から世の中のSportsの話題と言えば、W杯が殆どを占めている。
私の勤める会社でも、普段Soccerに興味がない同僚達まで「W杯」の話題を口にするから凄いものだ。
先日、女子Pro Golf世界一の座に輝いた宮里藍(これは日本の決勝Tournament進出より遥かに凄い事です)の話題などどこ吹く風ですから。
多分にMasscommunicationに我々が煽られている事は間違いないですけどね。

で、この本ですが、W杯のOld Fanとしては興味津々だったのに、大層なTitleの割には中身は期待外れ。
FIFAの胡散臭さを暴露しているのですが(著者は暴露本ではないとおっしゃっています)、IOCも同じような事をしている(はず)でしょうし
W杯とOlympicの舞台裏はScaleの違いこそあるものの似たようなものでしょうから、今更、論う事ではないような気がします。
確かにMicroな話題としては、94年のAmerica大会、02年の日韓共催大会や今回の南ア大会における開催地決定の経緯については
中々面白い話ではありましたが、もっとドロドロした部分を突っ込んで欲しかったのが正直なところです。

それと後半部分の南アに焦点を当てた内容には一寸疑問を感じました。
私は元々ApartheidやSowetoに興味があったし、南アのUniform仕様のPolo Shirtsを買ったぐらいですから
興味深く読む事は出来ましたが(但し、入門書程度の内容ですから、そういった意味でも中途半端でした)
「W杯」が好きで、「W杯」中心の書物を期待すると、全190頁の内、89頁~176頁が南アの話題ですから、肩透かしを食らいます。

まぁ通勤電車の中で、時間潰しに読む書物としては使えます。
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