言葉で内容を表現するのが難しい作品です。
陳腐な言葉でしか書けないのが歯がゆいですが「とても面白く、引き込まれる」というのが感想です。
作画はもう非の打ち所なく素晴らしいですが、何より内容が濃く、作品世界に魅せられます。
ネーネの成長、心情、それを取り巻く人々のそれぞれの物語。
これらがとても丁寧かつ切実に描かれています。
世界を包む苦くて優しいウソ…それがもたらす結末とはどのようなものか。
目を背け続けてきた事による、ひとつの結果がここにあります。
読後感はもう尋常ではありません。
泣きたくなるとは思いませんでした。
あとがきがカバー下にずれ込む程の濃い内容です。
ここがひとつの区切りですが、どうしようもなく次巻が気になる引きです。
非常に期待出来る作品です。