森山大輔のクロノクルセイドのあとの新作の第二巻。
1巻のイメージでは、ストーリー自体はオーソドックスなアクションやキャラのせいか前作に比べればインパクトは薄いと感じたというところでした。
しかし2巻のストーリーは秀逸です。洋兄の死、その最後のセリフ
「忘れないでいてくれ。ただ・・・それだけでいい」
このセリフが、このマンガの大きなテーマの1つになっていると自分は感じます。
人間、生きていれば恐いと感じることは多々あります。しかし普段は考える事はまずないことだろう、「死んだ後自分のことを憶えててくれる人はいくらいるだろう?」
死んだ後はそんなこと考える事もないだろう事だけど、死んだ後も自分を憶えていてくれる人がいる。それは実はとても大事な事だと思います。
作者はあとがきなどで、作品のイメージをぶち壊してしまうような内容のものを描いてはいますが、たぶんそれは、そういう深いテーマを描く上での照れ隠しみたいなものだと自分は感じています。
ワールドエンブリオはこれからが本当の始まりのようですが、この後の展開が楽しみです。
このマンガを買おうか迷ってる人は、とりあえず2巻一気に買いましょう。1巻だけだと、面白さの半分くらいしか伝わらないと思います。