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ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書)
 
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ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書) [新書]

門倉 貴史
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (51件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

労働人口の4人に1人は生活保護水準で暮らしている!ベストセラーエコノミストが、「働く貧困層」という格差問題に警鐘を鳴らす。

内容(「MARC」データベースより)

労働人口の4人に1人は生活保護水準で暮らしている! 実際に「ワーキングプア」に陥って生活苦にあえいでいる人たちへのインタビューやさまざまな統計データとともに、「ワーキングプア」の平均像を浮き彫りにする。

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 宝島社 (2006/11/9)
  • ISBN-10: 4796655336
  • ISBN-13: 978-4796655330
  • 発売日: 2006/11/9
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (51件のカスタマーレビュー)
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38 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 あらためて生き方を考える, 2007/7/10
By 
foxtrot - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書) (新書)
本書におけるワーキングプア(WP)は、A「企業の倒産やリストラにより、転職を余儀なくされた中高年層の一部がWPに陥るケース」、B「企業の安価な人件費指向に伴う非正社員の増加により、職業スキルの向上やそれに伴う所得環境の改善が見込めず、いつまでたってもWPから抜け出せないケース」の2つに大別できる。(その他、シングルマザー、ニート・フリーターなどもあるが)
これに対する施策として、Bでは正社員への道を広く開放すること(機会の平等性)と(時間給ではなく)能力に見合った賃金を支払うこと(評価の平等性)が掲げられている。一方、Aに対する具体的な施策が書かれていないが、実はここが非常に難しい問題である。

本書ではAに対して「弱肉強食の資本主義と割り切って見過ごしてもいいのか(P69)」と疑問を投げかける一方、Bでは「機会の平等」と「評価の平等」を確保することが必要(P183)と述べているが、これは端的に言ってしまえば競争主義であり、これらを推し進めればAに影響が出ることは避けられない。今の日本や企業が置かれている厳しい環境下でこの2つを両立することは、果たして可能なのか、Aに対する施策はあるのか。本書を読んでからずっと考えている。

Aに対する施策(考え方)として、個人的には大前研一著「日本の真実」と、フランスの子育て支援策等(日経新聞2007.7.9)にヒントが隠されているのではないかと思うが、これまでの「標準的」なライフプランというものが通用しなくなりつつあるなか、我々は自分の人生ともう一度、真剣に向き合う必要があるかもしれない。
さらに、もう一つ忘れてはならないのが「心のワーキングプア」、ここに言及してる著者の洞察力に敬意を表したい。
考えさせられることが多かった良書の一冊としてお薦め
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64 人中、61人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 著者の優しさに心が癒される, 2006/12/23
レビュー対象商品: ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書) (新書)
 最近の流行の格差社会の本であるが、この人はBRICSや地下経済が元々の専門であり、他の人の本とは一味もふた味も違う。

 理路整然と最近の下流社会のデータを示すのは非常に勉強になるし、実例も豊富に挙げているのは参考になる。

 しかし、この本の一番の売りは実は著者の態度である。最近の格差社会の著者は格差社会=能力時代として歓迎し、下流社会を冷笑する態度の人が圧倒的に多数だ。しかし、彼は真摯にこの国を憂い、下流社会の人のインタビューにも非常に情がこもっている。今時こんな人もいるのだなあ、と悲しい内容の話なのに心が癒されてしまった。

 門倉さんの本は他にも理路整然とした分かりやすく知識に即つながる良著が多く、買いだ。
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110 人中、102人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 明日の自分を見るような本, 2007/1/10
By 
夢追い虫 - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書) (新書)
他人事ではない、自分の明日を見るような本でした。

世の中には人から必要のとされていない職業というのは1つもなく、

その上でみんな何らかの職業についている。

で、それぞれしっかり働いている。

しかしそれでも月収10万ほどしか稼ぐことができず、

満足な暮らしをすることのできない人がいるというというのはあまりにも理不尽。

泣けてくる。

ワーキングプアに当てはまる人たちは収入が少ないから

人並みの消費活動ができない。

結婚ができない、子供が育てられない、

教育が受けられないということにつながってくる。

そしてこれが今、日本が抱えている少子化の問題に直結し、

将来的な人材の不足にもなりうる。

が、逆に人並みに豊かな生活できているはずの

正社員として働いている人たちは「働きすぎ」という問題に直面し、

心のワーキングプアに陥ってるという。

どちらに転んでも救いのない状況・・・。

政治家の人たちは半年、いや3ヶ月でいいので

一度「月15万円」で生活してみてほしい。

そうしないとこの人たちは現状を理解できないだろう。

大切なことは底辺の現実を

一人一人が理解することなのだ。

インタビューもリアルで、

数字だけでなく細かな面からわかりやすい書。

「下流社会」を読んだ時のような

見下されているような嫌な印象は受けなかった。
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