私は『生き地獄天国』で雨宮処凛にハマって、彼女の著書4〜5冊を読んでから本書を手にした。彼女の本はどれも解り易く勢いのある文体で、切実な思いが表現されていて好感を持っていたのだが、その点この対談本はあんまり雨宮処凛の良さが出ていない。まずもって、福島みずほが喋り過ぎで、なんか社民党の政策ビラ(選挙広報?)に処凛がゲスト出演してるという感じだ。そおいえば、処凛ちゃん、大阪知事選の時は共産党候補者と対談してたっけ。
雨宮処凛の「一貫して弱者かつ反体制」でというスタンスが、現在の野党には利用価値大なんでしょうな。週刊金曜日の編集委員にも就任したことだし、辻本清美みたいに、このままドンドン大物化していって欲しい気もするが、やはりどっかで又壊れて、孤立系に戻って欲しい気もする。でも次の選挙に立候補したら、断然投票するだろうな。かつて小林よしのりが「つくる会」で果した右派大同団結の仲介役を、雨宮処凛は左翼で果せる可能性があるのでは?