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445 人中、441人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本版の情報を補足します,
By 幸せの卵 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ワン・チャンス (CD)
Britain's Got Talentの映像を観て購入した一人です。彼のデビューの経緯は日本盤ではない「ONE CHANCE」のレビューを見ていただければわかるので省略いたしますが、ここでは何故日本盤を購入したか、を明記したいと思います。 このレビューを書いた現在、amazonの商品詳細が誤って記載されていますので、このレビューがご参考になれば幸いです。(amazonが訂正後でしたらどうぞ読み飛ばしてください) 日本盤の特徴は ・ボーナストラックとしてノーマル版に4曲追加されています。曲目は「オー・ホーリー・ナイト」「きよしこの夜」「アヴェ・マリア」「天使の糧」と、クリスマス盤とほぼ同じような選曲です。(彼は聖歌隊にいたそうなので、この選曲はピッタリだと思いました。) ・最大の特徴は、エンハンスト仕様で収録されたトゥーランドットのアリア「誰も寝てはならぬ」のMUSIC VIDEOがついていることです。映像はBritain's Got Talentに出場した時の様子が編集されたものです。あの番組の映像を観て感動した方には嬉しい特典だと思います。 つまり、14曲+映像特典付、というCDになります。 このページからamazonで購入しましたが、商品詳細に明記されている曲だけではなく、ちゃんとこの特典つきのCDが到着しました。(笑) 解説には彼が言葉を話す前から歌っていたことや、Britain's Got Talentの決勝戦の一週間前のオーディションに35ポンドのスーツを買って臨んだことなどが書かれ、彼の人生の一部を垣間見ることが出来ます。 とにかく、素晴らしい歌声です。もともとオペラは好きでしたが、全身鳥肌が立ち、魂が震えるような感動を覚えたのは彼のアリアが初めてです。 個人的には「誰も寝てはならぬ」と「カルーソー」にとても感動しました。 ぜひ多くの方に聴いていただきたい、本当に素晴らしいCDです。
247 人中、239人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
私が待っていたのはこういう人,
By
レビュー対象商品: One Chance (CD)
ポールの出自については他の人が詳しく書いているために省くが、私もまたyoutubeで彼の存在を知り、ファイナルの映像で「さあ、レコーディングよ!!」と言われていたために発売を心待ちにしていたくちである。ヲタクっぽい見た目に反する素晴らしい歌…というのが、最初の衝撃ではあるが、そのギャップを見慣れて目新しさが去った後も、彼の歌が胸を打つことに変わりはない。 ポールの歌に批評を加えるとしたら、華がない、線が細い、いまひとつスケール感に欠ける…と言ったところだろうか。しかし、私はそういうテノールを探していたと言っても過言ではない。 オペラなどの楽曲のオムニバスのCDがほしいとずいぶん長い間思いつつも、誰も彼も押し出しのいい華やかなテノールばかりで、誰にも魅力を感じずにいた。私が聞きたいのはそういう歌声ではないのに、ともどかしい思いを抱えていたところに、まさにジャストミートする歌声だったというわけだ。 ポールのバックグラウンドをまったく知らずにyou tubeで歌声を聴いたときから、彼の歌には敬虔な祈りのような想いがこめられていると感じていた。そして彼自身のことを知るにつれ、今の彼の歌の根本にあるのは、事故から生還した感謝か、届かない夢への哀しみか、自分にはまだ歌があるという喜びなのか…さまざまな繊細な感情があるように思う。 彼にさえない容姿やつらい人生を与えたのは、むしろ神の采配であったのではないかとさえ思う。今までのこと全てがなければ、彼の歌もまた悪い意味で違ったものになっていただろうから。 奇しくも、巨星・パヴァロッティと入れ替わるかのように現れた、まったく異質の才能。 このままのびていって欲しい。
368 人中、355人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
とにかく胸を打つ圧倒的な感動,
By
レビュー対象商品: One Chance (CD)
イギリス版「アメリカン・アイドル」のオーディションに出場し、予選の段階から大フィーバーを巻き起こしたポールさんの始めてのCDです。Youtubeという動画投稿サイトでご本人の名前を検索すると当時の映像が出てきます。今のうちにぜひ御覧ください。 男女ふたりのデュオで本当の歌手である審査員と、毒舌、辛口で有名なサイモンさんという三人の審査員の前に立つポールさん。失礼ながらどう見てもパッとしない風采、あかぬけない服装、たるんだ体型(ごめんなさい〜)。アイルランド出身の、携帯電話のセールスマンのポールさんは極度に無口。すでに涙目で(笑)、さながら不良上級生に体育館の裏に呼び出された中学坊主みたい。 女性審査員が「で、何しにきたわけ?」みたいにそっけなく聞くと「オペラを・・・」とつぶやきます。その涙目どうにかして。 男性審査員が会場の冷え切った空気を切り裂くようにぶっきらぼうに「んじゃまあ、テキトーにどうぞ!」みたいに指示を出すと、音響スタッフにかすかに合図するポールさん。登場以来、完全な棒立ちのポールさんを聴衆が見守る中、プッチーニの名作、トウーランドットから「誰も寝てはならぬ」の旋律が流れます。そして・・・ 何回見ても泣けて泣けてたまりません。 ポールさんはずっと歌をキャリアにしたいと夢見て一所懸命働いて、一度はイタリアにオペラの勉強に行こうとしたそうです。しかし交通事故で断念。借金を抱え、失職し、どうにもならないがけっぷちの状態でこのオーディションに出場なさったとのこと。 そういうギリギリの、もう後がない状態もこの迫力に加味されていると思うのですが、とにかく、とにかく、「歌わずには生きていられなかった自分」をまるっきり無防備に歌にのせています。まるっきり嘘のない、ポールさんのすべて、まさに魂のこもった歌声です。 このド迫力。うまいへた以前に、猛烈に人の心を打ちます。ポールさんの掛け値なしの真実。苦しかった生活、報われない思い、やるせない希望、絶望した悲しみ、胸を焦がすようなあこがれ・・・歌うことへの願い、想いがそのまま声になっています。わずか数分の曲なのに、濃縮された人間ドラマが炸裂しています。 しかも歌詞がこの状況にピッタリなんですね。「雲よ散れ、星よどけ、最後に勝つのはわたしだ!」プッチーニも偉いよ。いい旋律。本当にいいメロディー。 辛口のサイモンさんが数年に一回という(笑)あり得ないほどの大絶賛で会場も大盛り上がり。この方がどのくらい毒舌かというと、日本でいうと細木和子さんとかデヴィ夫人と対談させたら2秒で泣き出すレベルです。しかも批評が正確で的を得ているので言い返せない(笑)。イギリスでは「あのサイモンを感動させた男」として話題になったそうです。サイモンさん、どんだけ〜(笑) これは稀有の傑作です。 プラシド・ドミンゴやパバロッティは素晴らしい。でも、ポールさんの後で聞き比べてみると、「仕事」で歌っている人間と、「歌わなければ生きていられない」人間との差がハッキリわかると思います。 日本版で少しお安くなったこのCD、ぜったいに買い!だと思います。 それにしてもポールさん、本当にオーディションに出てよかったですね。
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